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アイクラー・ホームズ―理想の住まいを探して

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著者 旦 敬介
出版社 フレックス・ファーム
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784938778392
登録日 2013/03/20
リクエストNo. 57417

リクエスト内容

アイクラー・ホーム、それはミッド・センチュリーの建売住宅。建築家と闘い、コストと闘い、時には客とも闘いながら理想の住まいを追い求めたジョーゼフ・アイクラーとアイクラー・ホームの物語。

半世紀を経ても人々に愛され続ける住宅と、それを実現した男の生きざまとは?! ジョーゼフ・アイクラーとは、モダンな外観と構造をもつ家族向け住宅をリーズナブルな価格で提供することによって、いっときの成功を収めただけではなく、アメリカの建築を永久に変えてしまった人物である。
アイクラーは、建築やデザインのビジネスにおいて何の経験もないまま、ただモダンな建築に対する熱い思いだけをもってアイクラー・ホームズ社を設立した。そのときすでに40代後半であった彼は、この小さな会社をまたたくまに、戦後のアメリカでもっとも偉大な建設会社のひとつにまで育てあげた。

建築家ボブ・アンシェンの力を借りて、アイクラーは、スタイリッシュで、しかも実用的な住宅を大量生産する方式を生み出した。多数のモデルを1万ドル以下の価格で取りそろえたアイクラー・ホームは、北カリフォルニアで爆発的に売れはじめる。需要が高まるにつれ、住宅の規模も大きくなり、4ベッドルーム、2バスルーム、1ファミリー・ルームといった構成へと成長していった。そして、そこにはかならず、ガラスの壁、ポスト・アンド・ビーム構造、そしてアトリウムといったアイクラーのトレードマークが刻まれていたのだった。

アイクラー・ホームの多数のモデルをとらえた100点以上の写真が伝えてくれるものは、半世紀近くを経た今も、ほぼオリジナルのままで、あるいはよりモダンにリノベートされて、愛され続ける"理想の住まい"である。一方で、サリー・B・ウッドブリッジの解説、そしてジョーゼフ・アイクラーの息子、ネッドによるエッセイを通じて、たぐいまれなビジネスマンの肖像だけでなく、会社の方針をめぐる不幸な対立に見舞われた父子の物語、そして今なお建築家やデザイナーに貴重な発想をあたえ続けている、このユニークなプロジェクトの成功と失墜の物語を描き出す。

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投票コメント

全1件

  • 米国では60年たった現在でも高い支持を得ているアイクラーホームズですが、日本でアイクラーホームズをメインに取り上げた書籍はほとんどありません。
    また、Amazonでも定価2500円ほどのものが中古で7000円以上で売られています。 (2013/03/20)
    GOOD!1

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NEWS

  • 2013/03/20
    『アイクラー・ホームズ―理想の住まいを探して』(旦 敬介)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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