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ロミラのゆめ

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得票数 2

著者 金田常代・金田卓也
出版社 偕成社
ジャンル 児童書・絵本
ISBNコード 9784033310701
登録日 2012/09/05
リクエストNo. 55900

リクエスト内容

ヒマラヤのふもとで暮らすネパールの少女・ロミラの素朴な1日が描かれています。
山の村には電気・ガス・水道が通っていません。
ロミラも水瓶を背負い、水汲みに行くなどして家族の生活を支えています。
小さな体で大変な労働と思いますが、ロミラの瞳はキラキラしています。
大好きな家族や友達、ヤギ達と一緒に暮らしているからです。

絵も話も美しく、飽きることがないので子供だけでなく大人が読んでも心が癒されます。
1982年に刊行された絵本で、著者の金田常代(絵)先生・卓也先生(文)親子の共作です。
金田卓也先生は現在、大妻女子大学で教鞭をとられておいでです。

ロミラの生きる30年前のネパールは、情報家電やゲーム等たくさんの娯楽が与えられている、今日の日本の子供とはかなり異なった環境です。
それでもロミラはとても楽しそうで、心を打たれます。

与えられた1日を良く生きる事とはどのような事か?という事を改めて考えさせられる本で、私は凹んだ事があるとこの絵本を開いています。
また、日本語を勉強される海外の方にも適したテキストになるかと思います。
もっと多くの方に知って頂きたい本なので、復刊を希望します。

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投票コメント

全2件

  • 私は現在絶版になっているこの絵本が再度日の目を見る事ができるようにならないかという強い思いがあります。
    絵も話も美しく子供も大人も楽しめる本で、かつ、日本語を勉強したいと考えておられる海外の方にもおすすめできるからです。

    私が「ロミラのゆめ」を知ったのは小学生時代ですが、2年前に子供を持って、市の子育て支援センターで、日本語が流暢でないネパールのママさんと知り合った時この絵本を思い出しました。

    文化や環境の違う異国での子育ては大変だと思うので、慰めになったらよいな、と思いAmazonマーケットプレイスより入手して、ご本人差し上げた事をきっかけに、この本を知って欲しい、と思う方々にお渡しする活動をはじめました。

    アジアの子供たち、というシリーズのこの絵本は、インド、バングラデシュ、チベット、アフガニスタン、ネパールを舞台にしたシリーズのうちの1冊です。(個人的には、それらのシリーズが1冊になるとうれしいな、と思っています)

    国や文化が違えど、人間が持つ善の部分、素晴らしい部分は共通している、という事を教えてくれる本です。
    今こそ読まれるべき本だと考えています。 (2012/09/05)
    GOOD!2
  • アジアの子どもシリーズはどれもとても素晴らしいのですが、中でもこの「ロミラのゆめ」は一番気に入っています。

    ヒマラヤに住む少女の一日を描いたものですが、絵がとてもきれいで、それでいて現在のアニメのような甘ったるさ、子どもっぽさがありません。ロミラがクリシュナ神と一緒にブランコをするシーンなど、本当に美しくて見とれてしまいます。

    欧米だけに目がいきがちな異文化教育ですが、この本に描かれた南アジア文化圏の暮らしは、一昔前の日本にも通じるものがあります。親や年長者、神を敬い、隣人と助け合い、勇気と勤勉さで自然の中に生かされている子どもたち。日本の子どもたちにもきっと助けになるでしょう。
    シリーズ全作品の復刊を望みます。 (2015/12/27)
    GOOD!1

読後レビュー

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NEWS

  • 2012/09/05
    『ロミラのゆめ』(金田常代・金田卓也)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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