30 票
著者 | ウィリアム・ギブスン 著 / 黒丸尚 訳 |
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出版社 | 早川書房 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784150108083 |
登録日 | 2012/04/29 |
リクエストNo. | 55134 |
リクエスト内容
久美子は、たったひとりで成田発ロンドン直行便にチェックインした。激化する経済抗争を避けるため、《ヤクザ》の大物である父親の指示でイギリスに身を隠すことになったのだ。だが久美子は知るよしもなかった―13歳の自分が、ミラーシェードを埋めこんだ女ボディガードにひきずられ、擬験の大スターのアンジイや、伝説的ハッカーのボビイをも巻きこんだ大冒険に出発し、電脳空間の神秘をかいま見ることになるとは!全世界注目の作者が、疾走感あふれるシャープな展開で満を持して放つ、ファン熱望の《電脳空間》3部完結篇ついに登場。
投票コメント
全30件
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ティーン ティーン 2015/03/09GOOD!2
様々な場において、よく言及されるギブスンとスターリングですが、かれらの作品はほとんど復刊されていません。彼らの作品は文庫でも古本で高い値段となっています。一部の人間が独り占めしていて、新規のファンが手に入らない状況です。ギブスンはサイバーパンクの旗手であり、SFにおいても重要なポジションであるはずです。しかし、現在刊行されている作品は少ないです。スターリングに関してははほとんどないです。 SFマガジンでハヤカワSF文庫総解説をやっていましたが、そういうことをしながら復刊しないのは、その作品を持っている人たちの選民意識を増大させるだけなのではないでしょうか。この機会に是非、復刊してもらいたいです。 (2015/03/09) -
「国際資本」、「軍閥2.0(=家電化高性能兵器)」、GOOD!1
追われる難民、暗号通貨、アフリカという視点。
西欧主権国家の根幹が揺らごうとする2014年の今日、
極東にあって民族資本と=ヤクザとが支配する日本。
直面する混沌と不条理に困惑しながらも、
ジャックインした物語の先では、そこはかとない郷愁、
漠とした既視感、心地よい暖かさに抱かれる。
自律思構と拡張認知に導かれ、
砂丘の果てに見るものは、ギブスンの啓示。
21世紀人類の生き進む方向。 (2014/10/06) -
ニューロマンサー読了。続編が大変気になります。カウント・ゼロ、モナリザ・オーヴァドライヴを読まなければこの世界は完結しません。三部作というからには三部すべて読ませてください。どうかよろしくお願いします。 (2014/01/15)GOOD!1
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これもまた当時はまだ未踏の分野だったサイバーパンクの翻訳における、故・黒丸尚さんの成果を無にしてはならないと思うから。 (2024/05/11)GOOD!0
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フィクションに時代が追いつきつつある今、何故これが店頭で手に入らないのか。GOOD!0
『ニューロマンサー 』の系譜を途切れさせていいわけがなく、復刊を希望します。 (2022/10/31)
読後レビュー
全1件
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絶版:「改行記号」でフリーズ中… しばらく、そのままでお待ち下さい。
迷惑な話ですが「ある意味」、サイバー・パンク的JPな本懐w (2014/12/27)
NEWS
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2014/07/17
『モナリザ・オーヴァドライヴ』が10票に到達しました。 -
2012/04/29
『モナリザ・オーヴァドライヴ』(ウィリアム・ギブスン 著 / 黒丸尚 訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ティーン