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著者 | 手島悠介 |
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出版社 | 講談社青い鳥文庫 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
登録日 | 2011/01/25 |
リクエストNo. | 52652 |
リクエスト内容
原爆が落とされ、一瞬でなくなり、影だけが残った少年と主人公による、裏切り者探しのミステリーを主軸に展開される物語。
小学校の図書館にあり、何度も何度も読み返しました。
ミステリーで読みやすくしてある向こうに、しっかりと原爆の恐ろしさを感じられる作り、「ふたりのイーダ」と並ぶ名作と思っております。
まさか、これが絶版だったなんて。
数年前にどうしても欲しくて検索し、絶版の事実を知った時は本当にショックでした。
ぜひ復刊させて、今の子供たちにも広く読んでもらいたいです。書誌番号 :190048467
投票コメント
全5件
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小学生の時の課題図書でした。もう30年以上も前に読んだのでハッキリとは覚えていないのですが、原爆によって発せられた非常に強い熱線のために、亡くなった人の影がその場所に焼き付けられたという悲惨な話を、この物語を読んで初めて知り、衝撃を受けました。たしか主人公の少女が出会った影だけの不思議な少年は、そんなふうに亡くなったうちの一人だったと思います。そのことが大人になるまでずっと忘れられず、『人影の石』の実物が展示されている広島の原爆資料館に、実際に足を運ぶきっかけになった本です。GOOD!1
小学生の子どもを持つ親になった今、ぜひ子どもにも読んでもらいたいと思います。 (2015/11/26) -
新規リクエストの内容欄に記入してしまいましたので、重複になります。すみません。GOOD!1
小学校の図書館にあり、何度も何度も読み返しました。
読み手の子供を意識してか、正面切って原爆の恐ろしさを書いているわけではなく、ミステリー仕立てになっているので、読みやすく、しかし、しっかりと原爆について考えさせられました。
戦争、原爆については、「ふたりのイーダ」「夏の葬列」「おかあさんの木」「ガラスのうさぎ」「一つだけの花」等、小学生の時に沢山読みました。私にとっては、これらの作品と同等の重みのある一冊です。 (2011/01/25) -
私も課題図書で読みました。ずっと題名を探していたんですが絶版だったんですね。もう一度読みたいです。 (2019/08/26)GOOD!0
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昔読みました。子どもの頃読んだ本のうち、いつまでも心に残るものはそれほど多くありません。この本は絶版にしていい本ではないと思います。 (2016/02/14)GOOD!0
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小学生の時に読みました。大人になってから、やっとの思いでGOOD!0
手に入れました。戦争や原爆投下など 現実にあったこととして
知っておくべきことだと思っています。そのための、一助として復刊を希望します。 (2012/08/17)
読後レビュー
NEWS
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2011/01/25
『かべにきえる少年』(手島悠介)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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