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美術という見世物

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得票数 2

著者 木下直之
出版社 筑摩書房
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784480084958
登録日 2010/05/19
リクエストNo. 50407

リクエスト内容

浅草は奥山の生人形、西洋油画を並べた油絵茶屋、パノラマ館での戦争体験、掛け軸になった写真…19世紀日本のエロ、グロ、ナンセンス。細工師の手になる奇々怪々な造形表現のかずかずは、市井の人びとはもちろん、外国人をも驚かせ魅了したが、それにもかかわらず、西洋文明に倣えの近代化が押し進められる渦中で排除され、やがて歴史に埋もれてしまう。美術という基準からはずれたアウトローを掘り出し、幕末・明治の驚くべき想像力を検証する、転換期の日本美術への新たな視座。図版多数。

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投票コメント

全2件

  • 文庫本での復刊を希望します。 (2018/06/14)
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  • 文化史上、重要な史料だと思います。ぜひ、復刊してほしいです。 (2010/05/19)
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NEWS

  • 2010/05/19
    『美術という見世物』(木下直之)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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