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著者 | 稲垣良典 |
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出版社 | 講談社(講談社学術文庫) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784061592322 |
登録日 | 2009/02/02 |
リクエストNo. | 45559 |
リクエスト内容
【内容】
天使とはなにか、天使というものは本当に実在するのだろうか。
西洋の長い思想の歴史の中で、二千年以上に及ぶ長い期間、
多くの優れた思想家が天使について様々な探究と思索を行なってきた。
本書は、天使を神話やメルヘンの世界の想像力の対象としてのみならず
思想史の流れに立ち返り、学問的研究の対象として捉えることによって、
現代人の自己実現と認識が図れると説く卓越した書き下ろし天使論。
【目次】
序章 天使とわれわれ
第1章 天使の研究
第2章 天使の存在
第3章 天使の知
第4章 天使の言語
第5章 天使の愛
第6章 天使の罪
第7章 天使の社会
【著者】
1928年佐賀県生まれ。
東京大学文学部卒業。
九州大学教授を経て、
九州大学名誉教授、
長崎県純心大学教授。
専攻は哲学。文学博士。
著訳書に『習慣の哲学』
『トマス・アクィナス』
『トマス・アクィナス哲学の研究』
『人類の知的遺産 トマス・アクィナス』
『余暇と祝祭』。
投票コメント
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読後レビュー
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天球に住むことになった天使
私はキリスト教に傾倒しているわけでもなく、クリスチャンでもありませんが、(国内外問わず)人間の想像力や思考、思想に興味があります。トマス・アクィナスの〈神学大全〉で説いたとしり、その天使を解説した本だと教えていただきました。是非とも、そのあたりの経緯を読んでみたいと思います。 ネットで探していると、高値だったり、中古市場では出版されるとすぐに売り切れるという状況を目の当たりにしています。多くの方が望んでいることは、そうした流れを見ればわかりますので、通常の市場で流通していただければと思います。 (2024/03/09)
NEWS
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2009/02/02
『天使論序説』(稲垣良典)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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mihiro