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著者 | 蒼井雄 |
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出版社 | 春陽堂書店 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2007/12/30 |
リクエストNo. | 40722 |
リクエスト内容
昭和11年の作品。戦前の探偵小説です。クロフツ「樽」やフィルポッツ「赤毛のレドメイン家」の影響が強いといわれています。蒼井雄は、戦前には珍しくアリバイ、替え玉、偽装殺人などを組み合わせた本格派です。この作品は、戦後の鮎川哲也・西村京太郎作品のようなアリバイ崩し中心の作品です。
内容 常春の国・南紀風景絶景な山腹にある旅館・白浪荘にふらりと姿を現したのは南波喜市郎であった。秘密探偵・赤垣滝夫の別名も持つ南波は、元地方警視までつとめた腕利きの探偵であった。和歌山県の海岸にまでやってきた南波の真の目的は何であった?白浪荘の別室で宿泊人の大阪の船富隆太郎・弓子夫妻が短刀で惨殺された!容疑者として、前夜夫妻を訪ねた青年・滝沢恒雄が起訴されていた。しかし、恒雄は・・・。炯眼な南波の探索で、次々に新事実がでてきた!殺されていた夫の隆太郎は生きているのではあるまいか?夫といっても隆太郎はまだ入籍もしていず、前名・納家隆之助と言う怪しげ男であったことも南波にはわかった!
投票コメント
全1件
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もう一度読んでみたいため。 (2007/12/30)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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名作集 2 <日本探偵小説全集 12> | 1,320円 | アマゾン |
NEWS
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2024/12/02
『名作集 2 <日本探偵小説全集 12>』(葛山二郎 大阪圭吉 蒼井雄 著 / 中島河太郎 監修)の注文を開始しました。 -
2007/12/30
『船富家の惨劇』(蒼井雄)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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