26 票
著者 | 恵隆之介 |
---|---|
出版社 | 光文堂 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2007/10/01 |
リクエストNo. | 39930 |
リクエスト内容
沖縄に軍艦旗ひるがえる「沖縄」 に尽瘁した漢那憲和少将の生涯
ー前略ー
漢那は、このときの感激を、つぎのように書いている。
「余は、青春時代羨望の的であった帝国海軍の将校として、今や郷国の海湾に、我が日本帝国のお若い殿下のお召艦『香取』を浮かべる時機に遭遇しては、感慨の尽きるところを知らなかった。
しかも、そこには余を少年時代より、か弱き女の手塩をかけて育て上げた余の母が待っていたのである。思えば涙の滂沱たるものがあった」
皇太子は沖縄訪問をたいへん喜ばれ、外遊の日を記念して、毎年三月三日、当時の関係者を宮中に招いて午餐会を催した。 漢那が毎年、喜んで出席したことは言うまでもない。
ー後略ー
投票コメント
全26件
-
もともと歴史には興味を持っていて様々な本を読んで来ました。GOOD!1
でも、この人のことは全く聞いたこともありません。
特に沖縄の人間にこれほど素晴らしい功績を残した人物がいるとは!
中身を読んでみたい、全頁早く読みたいという想いでいっぱいです。
早期の復刊を望んでいます。 (2007/10/28) -
沖縄で教科書検定意見撤廃の集会が開かれていましたが、内容はとても良識ある沖縄県民の思いを代弁したものとは到底言い難いものだった気がします。真実の声を聞きたいのですが、なかなか現在入手が不可能なものが多く、中でもこの本はぜひとも復刊していただきたく投票しました。 (2007/10/16)GOOD!1
-
昔は琉球の人々は立派な愛国者でした。沖縄県となってからも「ひめゆり部隊」の壮挙には頭が下がります。本来は集団自決も「会津白虎隊」同様の美談として顕彰すべき物語です。GOOD!1
この本は、足腰の衰えた沖縄県民に勇気を与える書です。ぜひ沖縄の皆さんに読んでもらいたい。 (2007/10/12) -
数少ない沖縄出身の軍人。沖縄県民は戦前誇りをもって郷土防衛に立ち上がった。しかし多勢に無勢、強力な火力と物量の前になすすべもなく多くの県民が倒れた。その無念と奥深い矜持の念こそが真実であろう。昭和50年半ばごろまでそうした誇り高い県民が多く見受けられた。なぜ沖縄県民は今日のようなすべて他人や環境のせいにしてしまうだらしない人間に成り下がってしまったのか。漢那提督の生きざまを蘇らせて、県民の心にかかる群雲を吹き払いウチナチュウのDNAを呼び覚ませたい。 (2007/10/02)GOOD!1
-
数少ない沖縄出身の軍人。沖縄県民は戦前誇りをもって郷土防衛に立ち上がった。しかし多勢に無勢、強力な火力と物量の前になすすべもなく多くの県民が倒れた。その無念と奥深い矜持の念こそが真実であろう。昭和50年半ばごろまでそうした誇り高い県民が多く見受けられた。なぜ沖縄県民は今日のようなすべて他人や環境のせいにしてしまうだらしない人間に成り下がってしまったのか。漢那提督の生きざまを蘇らせて、県民の心にかかる群雲を吹き払いウチナチュウのDNAを呼び覚ませたい。 (2007/10/01)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
-
2007/10/01
『『天皇の艦長 沖縄出身提督漢那憲和の生涯』(恵隆之介)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
リカルド・ゴメス