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著者 | 八田 恭昌 |
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出版社 | 世界思想社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784790701972 |
登録日 | 2007/03/17 |
リクエストNo. | 38104 |
リクエスト内容
1980年代の初頭に、20年代の思想、歴史、文化、文学などの再評価が流行した。時、あたかもバブル期の直前で、なぜかは知らねど「黄金の20年代」というバブルに俄然、注目が集まったのは、今、思えば不思議な気がする。恐らく20世紀の思想の多くが、混沌としたこの世相の中で準備,発酵した、というのが再評価の理由だったと思う。八田の本もこうした風潮に乗り、発表当時はかなり評判になった。取り上げた思想家、作家、政治家も、シュペングラー、エルンスト・ユンガー、フォン・ザロモン、それからカール・シュッミト(も少し)など多彩である。私はこの本でエルンスト・ユンガーを知り、以降、彼の本をむさぼり読んだのを覚えている。八田の本は生松敬三のそれ同様、極めて質の高い先行研究であり、復刊の価値は充分ある。
投票コメント
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大恩師の御著書なのですが、入手できずに困っています。何とか復刊して欲しいと思っております。 (2008/04/16)GOOD!1
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1981年という、来るべきバブルの前に「黄金の20年代」について書かれた本が出たというのは、今思えばなにやら暗号めいた不思議な気がする。ワイマール時代が騒然としながらも、いろいろな意味で活気にあふれた時代であることを手に取るように活写してくれる。出来たら筆者のその後の研究と一緒に是非、復刊してもらいたい。 (2007/03/17)GOOD!1
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是非読みたい。 (2011/06/30)GOOD!0
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読みたい。 (2010/12/04)GOOD!0
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読みたい。 (2010/12/04)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2007/03/17
『ヴァイマルの反逆者たち』(八田 恭昌)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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りゅー1