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著者 | 井上こみち・作、頓田室子・画 |
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出版社 | 金の星社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784323009186 |
登録日 | 2007/01/20 |
リクエストNo. | 37501 |
リクエスト内容
戦時中に愛犬を奪われた体験について書かれた本。
太平洋戦争末期、全国の動物園の猛獣だけでなく、一般家庭の飼い犬も「供出」という名目で殺された事実があった。
そのような中、戦争に出征させなくていいという理由で柴犬を飼っていた一人の少女がいた。その柴犬は「東亜」という名前だった。当時は食料難だったので、犬を飼える余裕のある家は少なかったが、少女の家族は自分たちの分を削ってでも犬に食べさせるほどの犬好きだった。だが、やがて東亜のところにも供出の命令が下される日が来る。
供出の朝、東亜になけ無しの米で炊いた赤飯に、味噌汁をかけてやり、おなかいっぱい食べさせてやる。警察署の中庭に集められた犬たちは、自分たちの運命を分っているのか、鳴き声ひとつ上げない。それは東亜も同じだった・・・
投票コメント
全1件
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NHKラジオ『土曜ジャーナル』という報道番組で、この本のことが取り上げられ、ものすごい衝撃を受けました。戦争の悲惨さを多くの人に知ってもらう為にも、是非復刊して頂きたいです。 (2007/01/20)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2007/01/20
『犬の消えた日』(井上こみち・作、頓田室子・画)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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