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著者 | 若桜木虔 |
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出版社 | 集英社(コバルト文庫) |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784086103343 |
登録日 | 2001/01/24 |
リクエストNo. | 2874 |
リクエスト内容
26万部の大ヒット作「白球を叩け!」の続編。
今回は主人公の卓球練習ノートが加わった。
昭和55年3月15日初版 定価260円
扉の内容紹介より
駒沢体育館内では卓球全日本ジュニア戦の決勝戦が始まる。高一のろう学校生・小田島由香が初めてラケットを握ったのは、ふとした事故で耳が聞こえなくなった小学五年の時だった―音のない世界に戸惑う由香の前に、一筋の光となった一本のラケットは、今や、この決勝戦に青春の全てをかける……! だが、由香の体力は限界にきていた。あとは気力だけ! 由香は中央の卓球台へと向かった!
目次
第一章 闇の中の一筋の光
第二章 卓球部そして試合
第三章 中学生大会県予選
第四章 初の全国大会出場
第五章 二回戦への厚い壁
第六章 インターハイ突破
第七章 全日本ジュニア戦
第八章 ふたたび闇の中に
著者談
高知聾学校の竹島春美さん(インターハイや全日本選手権で活躍)をモデルにして、耳の聞こえない少女がハンディを克服して卓球の全国大会で活躍するというスポコン物。
小説にもかかわらず、文中で技術論を展開し、卓球の入門書としての側面も持たせた。
『白球を叩け!』『白球よ輝け!』の2作を読んで、その内容どおりのトレーニングを積んだ、という卓球部の生徒も多く、全国各地から数千通にも達するファンレターを貰った。
卓球は、はたで見ているよりもボールの変化が激しいスポーツで、球に印刷されたマークの動きと、台やラケットに球がぶつかった際の音で変化の方向と度合いを判断する。
その片方の要素が封じられるわけで、耳が聞こえずに卓球をするというのは、全国レベルともなると、非常に難しいことなのだ。
そのハンディを克服して全国大会で活躍した竹島さんは、非常に素晴らしい選手であった。
参考リンク
集英社コバルト文庫
http://cobalt.shueisha.co.jp/
若桜木虔ホームページ
http://members.jcom.home.ne.jp/wakasaki/
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読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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白球を叩け! 白球よ輝け! | 2,530円 | アマゾン |
NEWS
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2014/06/04
『白球を叩け! 白球よ輝け!』販売開始しました! -
2001/01/24
『白球よ輝け!』(若桜木虔)の復刊リクエスト受付を開始しました。
最近の復刊活動
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2004/04/12
この本は出版社へ復刊希望のメール連絡済みです。
実際に交渉した際には改めましてご連絡します。 -
2004/02/21
交渉情報はもうしばらくお待ちください。
公開可能な交渉情報がございましたらすぐにご連絡します。
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ムラタク