59 票
著者 | C・スターリング 訳:岸なみ 挿絵:高橋真琴 |
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出版社 | 集英社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
登録日 | 2003/11/16 |
リクエストNo. | 20755 |
リクエスト内容
ヨーロッパの小国の14歳の女王ナスカが主人公のお話です。
女王様と言っても名前だけで、伯母様の言うなりでしたが、ある事件をきっかけに、女王として目覚めていきます。
19世紀末のロンドンで出版されたという感動作です。
高橋真琴さんの描くロココ風のドレスを着た王女ナスカが素敵です。
3ページに一度は、カラーを含む高橋さんの美しい挿絵があるので、高橋さんの絵がお好きな方に、とてもお勧めです。
投票コメント
全59件
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すべての戦力を持たないことでGOOD!2
自国の安全を守った小さな王女の物語だったと思います。
図書館で借りて読んだものは高橋真琴さん画のものではなかったのですが、岸なみさん訳のものだったと思います。
ぜひ、復刊してほしいです。 (2015/12/19) -
子どもの頃に読んで忘れられない一冊です。結婚やら引っ越しのごたごたでこの本だけは残っていたらとおもっていましたが、親に捨てられててしまいました。これは現代の子どもも大人も読んでほしい名作です。これを読んで戦争や、死刑制度とは何か子ども心に深く考えました。私の読んだのはマーガレット文庫ではないような気がしますが、是非もう一度手にしてずっと大事にしていきたい本です。 (2004/07/20)GOOD!2
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この本が出版されたのは1898年だったとか 翻訳版が出たのが29年 一世紀半も経っているのに今の日本のみならず世界の社会的状況に酷似していることに驚かされます。人の歴史は進歩してないということでしょうか。今さらに危うい状況に追い込まれているときこの本には「戦争をしない真の平和」とはなにか ではどうすれば平和は得られるのか 見事にシンプルに答えを教えてくれています。出口の見えない不安感にあおられている今こそ是非読んで欲しい本です。 (2018/03/12)GOOD!1
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小学生の頃、講談社版を読みました。忘れられない名作です。今、孫達ひとりひとりにぜひプレゼントしたいと思っています。訳者の岸なみさんの序文も素晴らしく、「無力ではあっても、私たちひとりひとりの、ねっしんな平和を支える手が、今ほど必要な時はないように思われてなりません。」1954年に書かれた訳者の言葉は2018年の今日、さらに大きな価値を持って私の胸にひろがっています。王女ナスカの平和への理想をつらぬこうとする愛と勇気の物語は、岸なみさんが心から願ったように多くの少年少女のみなさんに読んでいただきたいと、私も願わずにはいられません。 (2018/03/02)GOOD!1
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高橋真琴先生の真骨頂であるお姫様の絵がたくさん掲載されていて、オリジナルを入手しようとしたのですが、難しかった。GOOD!1
本の内容は、子供向けに変えているのは知っているのですが、絵のすばらしさがそんな事には気付かせないような本です。
もし復刊しましたら、複数刊を購入したいです。 (2012/03/04)
読後レビュー
NEWS
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2011/06/21
『王女ナスカ (マーガレット文庫世界の名作 26)』が50票に到達しました。 -
2003/11/16
『王女ナスカ (マーガレット文庫世界の名作 26)』(C・スターリング 訳:岸なみ 挿絵:高橋真琴)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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はっぱ