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著者 | 間所ひさこ 作 / 山本まつ子 絵 |
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出版社 | ポプラ社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784591011409 |
登録日 | 2003/09/23 |
リクエストNo. | 19617 |
リクエスト内容
小学生のリコのお母さんがある日入院してしまい、お父さんと弟、そしておばあちゃんの4人で暮らすことになります。
お母さんが退院してくるまでの何日間かのリコの様子が綴られています。
復刊ドットコムスタッフ
間所ひさこ&山本まつ子による児童書です。1969年刊。
小学生のリコには弟がいます。ある日、お母さんが入院してしまい、おばあちゃんとお父さんとで暮らすことに。おばあちゃんが味噌汁を作りましたが弟は何故か食べません。ネギの切り方がおばあちゃんと、お母さんとでは違ったようです。そこでリコがお母さんの味を再現すると弟は美味しそうに食べました。お母さんが退院するまでの数日間、リコが代わりにお母さんになって弟と過ごす物語です。
今では絶版となっており、入手困難となっている本書に多くのリクエストが寄せられています。
投票コメント
全33件
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子どもの頃、従姉妹のお古で繰り返し繰り返し何度も読みました。GOOD!2
昭和生まれとしては「リコ」という名前の響きが可愛らしく印象に残ったこと、中に出てくる素朴だけどとても美味しそうなお料理、そしてお母さんとリコをつなぐアイテムが可愛らしくて本当に大好きでした。20年ほど前に古本屋で見つけて、再び手に入れた筈なのですが何度か引越しているうちになくしてしまいました。
ちょうど今、リコと同い年の娘に読ませたいです。 (2009/12/21) -
小学生の頃、親に買ってもらいこの本だけは何度も繰り返し読んだ記憶があります。GOOD!2
ネギととうふのお味噌汁・カレイの煮付け・・・
その部分ばかり読み返していました。
大人にあこがれ、背伸びをしていた自分と重ね合わせていたのかもしれません。
リコは私自身なのです。
子供が”本当に子供らしく”描かれた良質な物語。
一度処分してしまったこの本。
もう一度手にとってみたいです。 (2009/01/28) -
私が小学1年生の頃に学校の図書室で借りて、気に入って何度も借りて読み直した思い出があるとても楽しいお話で、30年以上たった今でも時折思い出して、「また読みたいなあ!」と思ってしまう一冊です。と言っても内容もタイトルもおぼろげにしか覚えてなくて、つい最近まで「チコはおねえさん」だったか、「リナはママねえさん」だったかちっとも思い出せず、イライラはつのるばかり、、、。複刊ドットコムで、「リコはおかあさん」を見つけたときは、「これよ!これこれ!」とひざを叩きました。長い間ごぶさただった同級生にばったり道で再会したような気分。今の子ども達にも絶対に伝わる、素朴だけど不思議なストーリー。ぜひぜひ21世紀の現代によみがえらせて、みんなに読んでもらいたいです。 (2005/09/29)GOOD!2
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この本のリコという名前が可愛らしくて、私の本名も近かったこともあり、皆んなに「私の事、リコと呼んでね!」と言ったのは小学校の頃、それからリコというニックネームで今でも呼ばれています。GOOD!1
本の中で印象的だったのが、お味噌汁のネギを美味しそうに吸う場面、吸うと中のネギが口の中に入ってきて、その楽しさと感触、ネギの甘みを読んでいて感じたほどです。
今でも美味しいものが大好きなのですが、文字を読んで美味しさを実感した思い出の大事な本です。
タイトルも忘れることのない私の運命の絵本、是非復刻をお願いします! (2022/06/18) -
子どものころ、大好きな本でした。「リコ」という響きが好きで、「大きくなって子どもがうまれて、女の子だったらリコって名前つけるんだ」と思い続け、本当に娘にりこと名づけました。だからこの本を娘にも読ませたくてずっとさがしていたのですが、なかなか見つからなくて。。ここで同じように復刊を希望している人たちがいることを知り、感激です。娘はもう高校2年生になってしまいましたが、ぜひとももういちど手にとって読んでみたいです。 (2009/10/27)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2003/09/23
『リコはおかあさん』(間所ひさこ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ちこり~た