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もうひとりのぼく




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得票数 9

著者 生源寺美子
出版社 理論社
ジャンル 児童書・絵本
登録日 2003/07/24
リクエストNo. 18213

リクエスト内容

幼い頃から優秀な兄とくらべられて劣等感いっぱいの弟。思慮深く慎重なため、弟の面倒を見なければいけなかった兄。いつも自由に振舞う弟が羨ましいと思い続けてきた。顔はまったく一緒の双子でも性格はまるで違う。・・・ありきたりの話かな?と思ったらとんでもなくて、この双子の兄弟の心の葛藤と成長を生源寺さんは驚くほど見事にいきいきと書き出しているんです。ほんとにすごい。最初はただの小学生だったのに~、と本当にビックリします。そして読み終わったあとは五月の風のような爽やかな気分になり、また中学生の頃の純粋な気持ちを思い出し、ノスタルジーにも浸れる一冊です。

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投票コメント

全9件

  • 小学生の時、通っていた学習塾で出されたテキストの国語の読解問題に、この物語の一節が載っていて、そこから興味を惹かれて手に入れて読んだ覚えがあります。どこかで手放してしまいましたが、また読んでみたいです。 (2014/05/09)
    GOOD!1
  • 小学生の時に買ってもらった全集の中の1冊です。当時は難しくて結局読まずじまい。その後数度の処分危機を乗り越え、先日ついに読みました。
    そして、「リクエスト内容」に書かれていらっしゃる通りの感動に出会えました。中学時代くらいに読んでみたかったなぁと思います。
    今、この本は手に入らないのですね。とてももったいないことだと思います。復刊され、多くの人の目に触れる機会となればよいなと思います。 (2010/07/24)
    GOOD!1
  • 小学生の頃、誰かに買ってもらいました。
    子供の本にしては地味な内容だったとは思いますが、不思議と味わいが
    あって記憶に残っています。当時の自分より、いくつか上の中学生が主人公
    だったせいもあって、ちょっと大人びた気分も味わったものでした。

    今思えば、あの本に書かれている中学生は今時の中学生よりも純情では
    あったかもしれませんが、精神的にはかなり大人びて描かれていましたね。

    今はもう手元にないのですが、できるならもう一度読んでみたい。
    このまま消えるには惜しい作品だと思います。 (2005/09/15)
    GOOD!1
  • 「生源寺美子」さんと言う名前は今の今まで知らなかった。でもこの本を図書館で何気なく手に取り、読み始めてビックリした。本当に鮮やかに人の心を書き出している。課題図書にもなった本で、このまま消えていくにはあまりにも惜しい。もうどこにもなくて困っています。双子を持つ親御さんが読むと、また違った意味で参考になると思う。 (2003/07/24)
    GOOD!1
  • うろ覚えですが、双子が心魅かれている少女が「智恵子抄」のことを話題にし、そのタイトルを兄の方が心の中で繰り返す場面があったと思います。輝くような憧れの気持ちを思い出します。 (2009/09/20)
    GOOD!0

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読後レビュー

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NEWS

  • 2003/07/24
    『もうひとりのぼく』(生源寺美子)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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