4 票
著者 | 小沢正、武井武雄 |
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出版社 | 小峰書店 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784338016117 |
登録日 | 2003/05/05 |
リクエストNo. | 16286 |
リクエスト内容
あるところにだるまを祀ってあるねずみの村があった。祭りか何かの時、そのだるまを接待するため、ねずみたちがだるまを運び出し、飲めや歌えやの宴会に。ところがとあるねずみがだるまにけちをつけた。その場はなんとかおさまるが、その後だるまを湯に入れようとねずみたちが運んでいる途中、落してだるまが割れてしまう。破片をくっつけどうにかなおしたのだが、しばらく寝ていただるまは、その後姿が見えなくなってしまう。
有名な「だるまちゃんシリーズ」とは異なる。
投票コメント
全4件
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こんなじんわりと滑稽な、静かに面白い本は、GOOD!1
現在とんとみかけない。
少し振れれば皮肉的すぎるし
少し振れればつまらない
そして武井武雄の描くどこまでも無垢なつぶらな目のネズミたちに、男性筆者ならではのキレのよい語調、
それらすべてがあわさってできる独特の世界観。
実際のところだるまさんは一体どうなったのか?もやもやとしたとらえどころのなさが、
後味の悪さをよばずにむしろ「…腑に落ちないけどなんかまあいいか」とむしろ笑いを誘う。
あわせて腑に落ちなさをどこまでも真面目に話し合うつぶらな目のネズミたちで終わるエンディング。
手放したくなくて図書館で何度借りたことか… (2013/10/28) -
子供心に、なかなか絵がリアルだなあ、と思ってけっこう気に入っていたんです。絵は武井武雄だったと思います。有名な「だるまちゃんシリーズ」のだるまちゃんはかわいいのですが、この本のだるまは・・・。さらに話の内容も、何となく不安などうなっちゃったの?!って感じにさせる、非常に奥深いモノとなっておりました。子供って、けっこう変な所に惹かれるもので、そういうもやもやした部分がいつまでたってもこの本を気にさせる一つの要因かもしれません。このような本こそ是非、子供に読ませたい!! (2003/05/05)GOOD!1
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小さい頃によく読んでいました。私の子供にも是非よんであげたいです。あの時の絵本をまたどうしても手に入れたいです。 (2009/09/29)GOOD!0
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著者の他の作品がとても面白い為、ぜひこの作品も読んでみたい! (2006/09/21)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/05/05
『だるまさんがころんだ』(小沢正、武井武雄)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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kogasan