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著者 | カテリーナ・アルフライ |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784001104585 |
登録日 | 2002/10/28 |
リクエストNo. | 13030 |
リクエスト内容
もしかすると絶版ではないかもしれませんが、ネットで得られる情報では、注文不可能となっています。もし、別の出版社で発売しているなら、お手数ですがお知らせ下さい。
この本が描写している、自然の美しさ、人間以外の動物の
賢さ、そして少女の自由な、それでいて繊細な様子など、現在の
親御さんがお子さんに伝えたいことが、一杯つまっている作品だと思います。
投票コメント
全14件
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引越し先の図書館で真っ先に目を惹いたのが、目の覚めるような海色に黄色い文字で「イルカの夏」と銘打たれた背表紙でした。GOOD!1
当時10歳、イルカが大好きな転校したての小学四年生が、一番最初に出会った親友です。
今も変わらず図書館で迎えてくれますが、誰もが気軽にあの目映い世界に触れられたら、と願わずにはおれません。
復刊を強く希望します。 (2024/10/11) -
40年以上前に読み、ずっと心に残っている本です。GOOD!1
多分、自分が初めて読んだブンガクなのでは?と思っています。
父親のいない貧しい少女の心が、周りにいる人間やイルカや島の不思議な住人たちとのやりとりで、沈んだり、高揚したりするのに、ひりひりと共感していたのを覚えています。
ギリシャという異国の物語であるのに、空気の色や光、白い壁に映える夕焼けなどの情景なども目に見えるようでした。
もう一度、あの水色の本を手にしたいです。 (2012/04/14) -
図書館でみつけて読みました。子供の頃に出会いたかったなー!GOOD!1
ギリシアの情景が浮かんでくる文章です。
ブドウやチーズなど、食べ物もとってもおいしそうです。
ファージョンの「パニュキス」が好きな人ならきっと気に入るはず。
ぜひ復刊してください! (2010/10/13) -
主人公の過ごした夏を疑似体験したくて何度も読んだ本です。自分にもこんな夏が来るといいのに!GOOD!1
イルカとの別れの章がさびしいのにいやでなかったのは、主人公がイルカとすごした日々がとても充実していたのをわかっていたためだと思います。思春期の入り口付近の、少々おませな女の子にお勧めです。 (2008/08/27) -
私も小学生の頃に叔母に買ってもらい、何度も何度も読みました。舞台は現代なのですが、アンドルーラがそのイルカと一緒に外へ出ると、ギリシャ神話の世界が交錯するのです。キラキラ輝くギリシャの海やブドウ、アンドルーラが歌う「船がくるくる、キオスから」(歌詞不明/間違ってるかも...)という歌など、思い出すことがいっぱいあります。絶版のようですので、是非復刊して欲しいと思います。 (2008/06/06)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2002/10/28
『イルカの夏』(カテリーナ・アルフライ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
高森香南