8 票
著者 | ヴォルフ・ハラント |
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出版社 | あかね書房 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784251005106 |
登録日 | 2002/06/21 |
リクエストNo. | 10756 |
リクエスト内容
田舎でおばあちゃんと二人暮らしだったおじいちゃんがおばあちゃんが死んでしまったあと、都会に住んでいる息子夫婦のところへやって来ました。ふたりの孫とのふれあいや都会での日常、息子の家でのおじいちゃんの居場所など、あまりしゃべらないおじいさんの心の思いが、とても温かく、そしてちょっぴり切なく挿絵もその場の状況をとてもよく表しています。
本の最初と最後に白黒のコマの絵でおじいちゃんがおばあちゃんと暮らしていた時の生活とおばあちゃんがいなくなってしまったあとのおじいちゃんの日々の生活が描かれています。その絵もとてもやさしくって、おじいちゃんはひとりになってもおばあちゃんと暮らしていた家が一番なんだなと、ひとりでも寂しくないんだなって思わせてくれます。>最後は子供たちがおじいちゃんのところへ遊びに来る絵で終わっています。
投票コメント
全8件
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絵本とひとことで言ってもこれほど見るたび心を動かされる本は滅多にありません。90年代初期にほんの一時しか市場に出回らなかった絵本で終わらせるのはあまりに勿体ないです。GOOD!1
誰も悪くないけどちょっぴり悲しい、けどあったかい話。それぞれの立場の心情が巧みに描かれています。
この本を読んで人間らしい暖かい心を取り戻す人もいる…そう思いたいくらい素敵な本です。原作者についても詳しく知りたいと思います。 (2008/10/03) -
幼馴染のおじいちゃんにそっくりな“おじいちゃん”が出てくるのでGOOD!1
小さい頃はその、幼馴染のおじいちゃんの本だと思って読んでいた。
内容は正直あまり覚えていないのだが
また読んでみたくなったので。 (2008/07/15) -
小学生の頃、大好きで図書室に行くたびに読んでいました。最近、絵本を買うようになって、ぜひこの本も欲しいと思い本屋を探したのですが、見つからず、インターネットで検索して初めて絶版を知りました。絵も素敵だし、話も子供から大人まで感動できると思います。現代に沿った絵本だと思います。ぜひ復刊してほしいです。もっとたくさんの方々に読んでほしいと思います。 (2002/10/03)GOOD!1
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子供が小学校の学級文庫で借り、母親の私も読んでとても感動しました。うちの子供のおじいちゃんはこどもが5歳の時に亡くなってしまったので、こどももわたしもこの本を見るとじ~んとします。もうなんども学校で借りたのですが、一生の宝物で自分の本として持っていたいのです。どうか復刊してください。 (2002/06/21)GOOD!1
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世界共通、世代共通して考えることができる絵本だと思う (2022/10/01)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2002/06/21
『おじいちゃん だいすき』(ヴォルフ・ハラント)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
のみみ