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復刊投票コメント一覧(人気順)

仮往生伝試文

投票コメント

全106件

  • 現役作家のなかに「日本文学の良心」を探すのは現在ますます困難になりつつありますが、古井氏はそんな数少ない「良心」の1人です。たいていの絶版書はこまめに探せば入手出来、読むことができますが、古井氏のこの本はいったいどこを探せば見つかるのでしょう? …というくらいどこにも無い。評価が高い作品であるだけに、版元の責任は重い。つまり絶版のままというのは古井氏への不当な過小評価にまで繋がりかねない面がある。 (2004/06/24)
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  • 現代日本文学の作家としては随一である作家の、ほとんど代表作といってよい長編が書店に並んでいないこととは、芥川賞の退廃と同時に、この国に生きるものとして恥ずべきことひとつなのであって、復刊も早急に行われるべきだが、さらに、文庫化も望みたい。 (2004/02/16)
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  • 彼は現代文学を代表する方だと思うから。
    出版社の勝手な事情でこのような素晴らしい作品を、廃盤もしくは絶版へ追いやられることが許せない。溢れている糞みたいな作品を出すなんかより、よっぽど良い文化を残せる。 (2003/12/23)
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  • <ひだりあがり>さんと同感です。一体あの古本の値段は何なんでしょうか。「本当に読みたいのならいくらでも出せるだろう」とでも言わんばかりの値段が付けられていますが、あくまで扱われているのは「古本」であり、作者である古井氏に一銭も利益が還元されない以上、定価の何倍も高い値段を付けている古本屋はもはや「暴利を貪っている」と言われても仕方がありません。このような状況を変えるためにも、是非とも復刊を希望します。 (2003/11/23)
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  • 前に図書館で借りて読んだことがあります。ほとんど意味が解りませんでしがた、とても美しくて、生きているんだか死んでいるんだかよくわかりませんでしが、とにかく手元においておきたい本だと思いました。古井さんの小説はどれもこれも大好きです。他の徳間文庫にあった本も復刊して欲しいです。 (2003/11/06)
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  • 福田和也『作家の値打ち』(飛鳥新社、1300円、2000年4月)という本で、100点満点中最高点の96点なので.ほかには、村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』、石原慎太郎『わが人生の時の時』も96点を付けています. (2003/05/03)
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  • 読みたくなるたびに図書館に行く手間を省きたいのです。
    そのくらい度々読み返したくなります。
    古井由吉の文を読む快楽を与えてくれると言う意味では、「夜明けの家」「山躁賦」などと共に最高峰に位置するのに、古書すら異常に入手困難と言う状態は早く解消して欲しいのです。
    このサイトの主旨からは外れるかもしれませんが、文芸文庫あたりで、上記3冊と、福武での作品の文庫化なんてのもしてくれないかなぁ。 (2003/03/28)
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  • 福田和也さんの著者で紹介されたのを契機に古井由吉さんの仮往生伝試文を知ることになりました。インターネットや古本屋でも探したが見つからず、読みたいという思いが募り、ここに投票した次第であります。よろしくお願いします. (2002/02/08)
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  • 「それでは、埒が明きはしないぞ。数えたところから、忘れることが肝要だ。踏まえるだけで、後へ棄てるんだ。その時その時の持続の情、それだけが現実だ。前も後ろもその中にふくまれる。前方の聖堂へ向かって歩く時、持続に揺るぎがなければ、背後の法院はなくなるものか。かりに、歩く跡から地面が陥没して、踵が深淵を踏むとしても、知らなければ、知ったことか。そうして広場をおおよそひとめぐりすれば、いや端から端までしっかりと渡っただけでも、数えあげたことになる。少々数え落そうが、重ねて数えようが、全体として大した狂いもない。あらためてつくづく見渡したら、広場がなくなっていた、荒涼とひらいた穴と化していた、とそんなことも、そう見れば、ないでななかろうが。それでも、今日は無事だったと、あてにもならぬ目はつぶって寝床にひきあげればよろしい。朝起きて見れば、たいてい何もかもが良くなっている。偏執に着けば、虫の這いこんだ隙間ひとつ、無限になるぞ。好んで噪いでいるのなら、口をはさむまでもないが。だいたい、すべてが数えあげられた日には…。」(本文より) (2001/10/08)
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  • ぜひ読んでみたいので投票します。 (2004/11/06)
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  • 福田和也の本で知ったので。 (2004/10/15)
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  • 個人的には文庫で出てほしい。多くの人に読んでほしい。 (2004/10/07)
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  • 是非復刻してください。 (2004/10/07)
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  • 古井由吉ファンとしては投票せざるを得まい。 (2004/09/09)
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  • 古井由吉の代表作だから (2004/08/15)
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  • 福田和也がほめていたので読んでみたい。 (2004/07/07)
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  • 古本市場にもほとんど出ていなく、手に入れ辛いため。 (2004/07/04)
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  • 福田和也さんのお薦めの本であるから。 (2004/06/14)
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  • 『作家の値打ち』(福田和也氏)で高得点だったので読んでみたい。 (2004/06/10)
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  • 復刊されるべきです。 (2004/06/08)
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