復刊投票コメント一覧
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「黄金バット」はご存知のとおり、街頭紙芝居の作品として誕生し、後年ではアニメ化され、加太こうじ原作で一峰大二が漫画化したものが有名です。今回復刻を希望するのは、その前身とも言うべき永松武夫版の「黄金バット」です。GOOD!1
この書籍は、コミックにジャンル付けしていますが、厳密に言うと「絵物語」になります。内容は昭和二十三年に発刊された「黄金バット(なぞの巻)」「黄金バット(地底の国)」「黄金バット(天空の魔城)」などです。これに加えて、二十三年に創刊された「冒険活劇文庫(後の『少年画報』)」連載の作品の中で「彗星ロケット編」が加えられ、昭和五十三年に一度復刻されました。しかし、「冒険活劇文庫」に連載された「アジアの宝冠編」や「新黄金バット編」などその多くが単行本としてまとめられたことはありません。
ストーリー漫画が形成される以前の、絵物語と分類される作品は現在ではほとんど見る機会がありません。その絵物語の代表とも言うべき「黄金バット」の全作品を復刻した書籍は、貴重な資料となることと確信いたします。
どうか、復刻を切に希望いたします。 (2002/05/07)
peace!