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復刊投票コメント一覧(人気順)

ルワンダ中央銀行総裁日記

投票コメント

全160件

  • いま、日本では官僚のたてる政策の質が問題になっていますが、同じ日本人がどのようにして、ある発展途上国の社会システム(この場合金融システム)を構築したか、その導入に向けてのプロセスを知ってほしいと思います。
    本書は政策決定・立案の教科書として非常にふさわしいと思います。

    ちなみに、「日本人はこのように優秀だった」という視点で読むのではなく、(たまたま日本人だった)優秀な金融専門家の記録として読んで欲しいです。それくらい経済政策としては一般性のある、現在にも通じる記録だと思います。 (2008/04/28)
    GOOD!2
  • 国際的な金融ビジネスで働いていると日本人・日系企業の存在感が非常に希薄であることを感じます。昔の日本に世銀の依頼で他国の中央銀行を務めたような方がいらっしゃったというのは初めて聞きましたし、是非その仕事ぶりや生活の機微を読んでみたいと思いました。 (2009/09/02)
    GOOD!1
  • 著者は特筆すべき経験を多く持つ才能ある人物であり、その記録は極めて貴重であるのだが、あまり記録を残さない性質の持ち主であるようだから、この著作はその一つとして特に広くavailableであるべきである。単純にすごく読みたいと思うことも復刊を望む理由である。 (2009/08/30)
    GOOD!1
  • この本は実録でありながらも、経済小説としても傑作で、幅広く読まれる価値があると思います。一国の経済を土台から立て直す際に何がポイントになるのか、中央銀行業務の基本とは何か、低開発諸国が抱える問題点とは何か、IMFを始めとする国際支援の在り方はどうあるべきか。これらの視点を盛り込んだ実録の書物が読めるのは貴重であり、記してくれた服部氏の活躍は日本人として誇るべきことです。日銀関係者の間でも傑作との評判が高く、是非再販が望まれます。 (2009/08/06)
    GOOD!1
  • 雑誌で紹介されてました。
    とても興味を引かれ、どうしても読みたい!
    服部さん自信の人間性、そしてルワンダでどんなことを
    されていたか、、、ぜひ知りたい!
    しかも適正な価格で手に入れたい!

    と思い復刻希望しました。 (2008/09/23)
    GOOD!1
  • ルワンダ在住ですが、当地に来る2年ほど前に購入拝読しました。日本人の技術・開発協力へのプロフェッショナリズムの原点を感じさせるものであり、途上国で働く我々にとって、大切なメッセージを伝えてくれる本だと思います。 (2006/06/22)
    GOOD!1
  • 特にルワンダではありませんが、日本の対アフリカ開発援助に関連する研究をしています。服部正也氏の『援助する国 される国』を大変興味深く読みました。『ルワンダ中央銀行総裁日記』も読んでみたいのですが、日本在住ではないため図書館で借りるなどは難しく、是非購入できる状況にして頂ければ幸いです。 (2006/06/22)
    GOOD!1
  • ルワンダの大虐殺は、人類史上稀にみる残虐行為であり、その殺戮の規模、効率性等は未だ想像を絶するものである。
    なぜこのような行為が起こったのだろうか?
    ルワンダという国を知るには、中央銀行総裁という重職に就かれた服部氏の活動、考え方は非常に身近であり、貴重である。
    私のようなマニアックなルワンダ関係者にとってこの本の復刊が必要なだけでなく、日本人はもっと他国、特にアフリカに目を向けるべきである。80万人という犠牲者を生み出したのは、日本を含めた国際社会に大きな一因がある。
    ルワンダは、我々ひとりひとりが考えなければならない国のひとつである。その興味の第一歩としても、本書復刊を切望します。 (2006/06/08)
    GOOD!1
  • 『ホテル・ルワンダ』は来月隣県に来ます。楽しみです。
    大学で日本語を教えています。アフリカからの留学生も多く、彼らの欧米系のファーストネームに心痛むものを感じています。アフリカの歴史についてもっと知りたいと思っております。
    mixiの『ホテル・ルワンダ』コミュニティで情報を得て『漂白のルワンダ』(吉岡逸夫著2006.3.21復刻)を、また『ルワンダ中央銀行総裁日記』(ユーズド)をアマゾンで購入しました。後者も復刻されるべき名著です。復刻されれば多くの人の手に渡ることでしょう。復刻を強く希望します。 (2006/05/30)
    GOOD!1
  • 著者の人間としての誠実さが印象的。その誠実さが、途上国と向き合うとき、抽象的な分析や、先進国人からの思い込み、などに囚われない、的確な現状分析と判断を生むのだろう。その根拠の上に、誠実に、そこの人々に向き合い、話し合い、理を尽くし、説得し、同意してもらい、己の政策プランを一歩一歩現実化していく。
    ヒューマンドラマの傑作であり、開発問題に関する日本を代表する古典である。英訳版が出ても、充分セールス的にも成功するだけの面白さを持つと思う。 (2006/05/30)
    GOOD!1
  • 図書館で読みましたが、いい本です。
    日銀の技術官僚がルワンダでどうやって中央銀行を作り、どうやって国の経済を発達させていったのか、
    後進国はどのように貿易をしていくか、というわくわくするような読み物です。
    そもそもの国家経済ってなに?ということを理解していない人にも判る平易な書き方が秀逸です。 (2006/05/26)
    GOOD!1
  • この度やっと古本屋でみつけたのだが、こんな読み応えのある本がどうして絶版なのか不思議である。国際協力、またはアフリカ援助に携わる人にとっての古典に入る秀作だと思う。どなたかも書かれていたようにできれば英訳か仏語訳本も出してほしい。世銀や旧宗主国をはじめ欧米の援助関係者こそ一読すべきだと思う。ルワンダの人々にも読んでもらえるかもしれない。 (2006/05/25)
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  • 混乱前のルワンダを知るという意味でも重要な資料ですが、
    植民地から旧宗主国の人間が一度に居なくなると国家運営が
    どれだけ困難になるか、といった意味でも大変重要な一冊です。

    近代国家というシステムの一部を作り上げる第一歩が、読み取る事ができる良書。 (2006/05/04)
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  • 今話題になっている映画『ホテル・ルワンダ』そして最近復刊された本『漂泊のルワンダ』、ルワンダ大虐殺から16年たってやっと日本でも注目されてきました。遠いけど同じ地球上で起こった出来事を素通りできません。 (2006/04/15)
    GOOD!1
  • 『ホテル・ルワンダ』を観て、HP等々で存在を知り、是非読んでみたい。過去の日本人の意外な活躍に、今の閉塞状況の中で触れてみたい。これだけ映画がヒットした今、うまくマーケティングすれば相当数売れるのでは? (2006/04/15)
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  • 昔拾い読みしたのですが、隣国ブルンジとの比較やフツ、ツチとの関係、などを含め、紛争前の見方が確認できます。
    途上国の人を見下した態度もなかった様に思いましたが、全体をきちんと読み直したいので。今後の援助や(日本には実績がない)紛争防止を考える上でも参考になるのではないかと思います。 (2006/03/25)
    GOOD!1
  • 今日日本とアフリカとの関係は急激に極めて重要化されてきており、アフリカへの関心はとみに高くなってきています。その点現在より40年近くも前に、中央銀行総裁という重大な立場で、経済活動を通じて国づくりに大きく貢献した日本人の体験談を広く知らせしめることは、今日の日本の置かれている状況で非常に意義の高いことだと思います。また映画「ホテル・ルワンダ」の大ヒットなど、日本人のルワンダなどへの関心の高さも増してきている現実があり、そのニーズに応えることも肝要だと思われます。以上が復刻を希望する理由です。 (2006/03/20)
    GOOD!1
  • 『ホテル・ルワンダ』の映画は、最近見た映画の中では最も秀逸な作品だった。しばし観たあと、言葉が出ず、街並みを行く人々をぼんやり眺めたのを憶えている。

    ルワンダで生じた20世紀の悪夢を重くのしかかるイメージとして知ったあと、知人に本書を薦められた。

    ルワンダという国にとっては、日本は遠い国だ。
    しかし逆に言えばその遠さ故、近さを作り上げることができるのかもしれない。
    知人の推薦の言葉を読んで私はそう感じた。 (2006/03/13)
    GOOD!1
  • ルワンダで中央銀行の長という重務をやりとげるにあたって、すでに日本銀行
    (海外出張の経験も含め)で得ておられる知識とノウハウをフル稼働してこと
    にあたっておられる。その手腕のすばらしさ。他国の利益ではなくルワンダ人
    の利益となるようにことにあたられた高潔な精神のすばらしさ。その思想は行
    動だけでなく、文体にも現れている名著です。 (2006/03/12)
    GOOD!1
  • 「ホテル・ルワンダ」という映画を観ました。このルワンダに過去その中央銀行総裁として日本人が行っていたという話を聞き、ぜひそのときの様子を知りたいと思いました。この機会に多くの方とそういう歴史を共有してみたいです^^ (2006/03/12)
    GOOD!1

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