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西高瀬川少年探険団さんの公開ページ レビュー一覧

レビュー

  • 銭ゲバ 上

    ジョージ秋山/〔作〕

    銭ゲバ

    いつも親切にしてくれてた青年を殺害してしまった主人公の少年。死体を埋めるのだが、土の中から青年の腕だけが突きだしている。本当に衝撃的な場面だった。
    警察が早く、少年を補導して、少年には青年のお墓の前で手を合わせてほしかった。しかしジョージ秋山はそんな期待を見事に打ち砕く。少年は破滅へと向かって突き進むのである。(2019/07/02)

  • モジャ公 <藤子・F・不二雄大全集>

    藤子・F・不二雄

    20年位前、Hという雑誌(エロ本ではない)でスチャダラパーのボウズがこの漫画をプッシュしていた。内容はSF冒険劇で、モジャ公の力で地球の時間を止め、宇宙へと旅立つ少年が主人公という、これぞ藤子・F・不二雄の作品という感じです。未来を予感しているようなストーリーが好評のようです。(2018/08/31)

  • 男おいどん 全6巻

    松本零士

    酒池貧林

    チビで貧乏で低学歴な主人公、大山昇太。もちろん女の子に嫌われてばかり、と思いきや以外に女の子(それもすごい美人ばかり)に可愛がられる。でもやっぱり、恋愛の対象として見てもらえず、結局はみんなおいどんの側から離れていく…。
    まぁ、惨めな漫画だというのが一般的な評価だとおもうげど(僕もそう思っていた)、よく考えたら次々、美人と接点が持てるおいどんは恵まれているように思える。中には結婚した後も、おいどんを心配して訪ねてくる美女もいるしなぁ。ちょっと羨ましくもある。ちなみに一番お気に入りの女性キャラは西尾令子です。(2018/08/30)

  • ビリ犬 第1巻

    藤子不二雄A

    ドタバタ劇

    本当にドタバタ劇で、なにがやりたいのかちょっとわからない。でも謎の生き物と少年のドタバタ劇こそが藤子不二雄の真骨頂。純粋に楽しめる。(2018/02/28)

  • 魔太郎がくる!! 全13巻

    藤子不二雄

    魔太郎がくる

    僕が子供の頃、藤子不二雄は一心同体だった。だから、ドラえもんも怪物クンもオバケのQ太郎も、作者は一人だった。当然、この魔太郎がくるもドラえもんの作者が描いた作品だった。それだけに衝撃が大きく、ちょっとしたトラウマになった。それでも気弱な少年(表向きは)が主人公で、力のある者に復讐していく様は爽快でもあった。藤子不二雄作品で全巻持っていたのは結局、この作品だけだった。(2017/08/05)

  • 無能の人

    つげ義春

    無能の人

    つげ作品は一話完結の作品集が多いのですが、本作品は珍しく連作で、6話続きます。内容は私小説的で、つげ(作品の中では助川)一家の悲しくも可笑しい日常が綴られています。とはいえ、そこはつげ作品。山井という、実在しているのかいないのかわからないような不思議な人物が登場したり、井月という実在した昔の俳人のことが描かれ幻想的に纏められています。さらに、無理やりギャグ漫画に仕立てようとするつげの悪あがきぶりに思わずニンマリしてしまいます。そういう意味でも、異色のつげ作品と言えます。(2017/02/07)

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