ビジュアル 美しい元素の歴史図鑑
フィリップ・ボール 著 / 若林文高 監修 / 武井摩利 訳
| 著者 | フィリップ・ボール 著 / 若林文高 監修 / 武井摩利 訳 |
|---|---|
| 出版社 | 創元社 |
| 判型 | B5変 |
| 頁数 | 224 頁 |
| ジャンル | 専門書 |
| ISBNコード | 9784422420110 |
商品内容
わたしたちは世界を、宇宙を、物質を、どのように理解してきたか?
人類が行った数多くの発見のなかで、最も深い意味を持つ「世界は何からできているか」という元素をめぐる探求の歴史を、美しいビジュアルとともにあますところなく描く!
本書の著者、フィリップ・ボールは「元素は、私たちがいかにして周囲の環境を理解しようとし、またそれを操作しようとしてきたかをめぐる長大な叙事詩の登場人物である」と言う。実際、人類が行った数多くの発見のなかで、最も深い意味を持ち、最も役に立ったもののひとつは、「世界は何からできているか」という、元素をめぐる探求だろう。この意義深い探求により、実証的ではなかった哲学や錬金術は、近代科学へと発展してゆくのである。
本書では元素が発見された年代ごとにグループ分けをし、先史やギリシャ・ローマの時代から、原子爆弾や加速器による探求の時代まで、7000年の元素発見の歴史を描き出す。
古今東西世界中の画像や発見の物語を取り上げ、自分たちの発見や、見出された科学的な原理を受け入れさせようと奮闘した人々にも光を当てる。
元素発見の歴史を語ることは、単に学問としての化学の発展の解説にとどまらない。元素発見史は、私たちが自然界をどのように理解するに至ったかを教えてくれるのだ。その知識がいかに技術や芸術の進化と手に手を取って進んできたかも示してくれる。
金・銀・銅といった古代から知られた元素にはじまり、日本の理化学研究所が発見したニホニウムのような最新のものまで網羅している一方、真の元素ではないが、長い間、元素であると考えられてきた「物質」も取り上げている。エーテルから、フロギストンやカロリックのような最近まで信じられていた「偽の元素」の興味深いエピソードまで、ロンドン王立協会科学図書賞受賞者であるフィリップ・ボールが、元素発見の全歴史を大胆に伝えてくれる。
▼目次
はじめに
周期表
第1章 古代の元素観
第2章 古代から知られている金属
第3章 錬金術の元素
--幕間「結局のところ、元素とはいったい何なのか?」
第4章 新しい金属
第5章 化学の黄金時代
--幕間「ジョン・ドルトンの原子説」
第6章 電気を使って元素を発見する
--幕間「周期表の誕生」
第7章 放射線の時代
第8章 核の時代
▼著者プロフィール
フィリップ・ボール 著
オックスフォード大学で化学の学位を取得した後、ブリストル大学で物理学の博士号を取得。20年以上『ネイチャー』誌の編集者を務めた。科学ジャーナリストとして『ニュー・サイエンティスト』誌、『ニューヨーク・タイムズ』紙などに寄稿している。『量子力学は、本当は量子の話ではない』(化学同人)、『人工培養された脳は「誰」なのか』(原書房)、『音楽の科学』(河出書房新社)、『かたち--自然が創り出す美しいパターン1』(ハヤカワ文庫)など邦訳多数。『Critical Mass』で2005年に王立協会科学図書賞を受賞した。
若林文高(わかばやし ふみたか) 監修
国立科学博物館名誉館員・名誉研究員。同館の元理工学研究部長。専門は触媒化学、物理化学、化学教育・化学普及。博士(理学)。京都大学理学部化学科卒業、東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。主な監修・訳書に、『楽しい化学の実験室I・II』(東京化学同人)、ロブ・ルイス、ウィン・エバンス『基礎コース 化学』(東京化学同人)、セオドア・グレイ『世界で一番美しい元素図鑑』、『世界で一番美しい分子図鑑』、『世界で一番美しい化学反応図鑑』、『世界でいちばん美しいこども元素ずかん』(いずれも創元社)などがある。
人類が行った数多くの発見のなかで、最も深い意味を持つ「世界は何からできているか」という元素をめぐる探求の歴史を、美しいビジュアルとともにあますところなく描く!
本書の著者、フィリップ・ボールは「元素は、私たちがいかにして周囲の環境を理解しようとし、またそれを操作しようとしてきたかをめぐる長大な叙事詩の登場人物である」と言う。実際、人類が行った数多くの発見のなかで、最も深い意味を持ち、最も役に立ったもののひとつは、「世界は何からできているか」という、元素をめぐる探求だろう。この意義深い探求により、実証的ではなかった哲学や錬金術は、近代科学へと発展してゆくのである。
本書では元素が発見された年代ごとにグループ分けをし、先史やギリシャ・ローマの時代から、原子爆弾や加速器による探求の時代まで、7000年の元素発見の歴史を描き出す。
古今東西世界中の画像や発見の物語を取り上げ、自分たちの発見や、見出された科学的な原理を受け入れさせようと奮闘した人々にも光を当てる。
元素発見の歴史を語ることは、単に学問としての化学の発展の解説にとどまらない。元素発見史は、私たちが自然界をどのように理解するに至ったかを教えてくれるのだ。その知識がいかに技術や芸術の進化と手に手を取って進んできたかも示してくれる。
金・銀・銅といった古代から知られた元素にはじまり、日本の理化学研究所が発見したニホニウムのような最新のものまで網羅している一方、真の元素ではないが、長い間、元素であると考えられてきた「物質」も取り上げている。エーテルから、フロギストンやカロリックのような最近まで信じられていた「偽の元素」の興味深いエピソードまで、ロンドン王立協会科学図書賞受賞者であるフィリップ・ボールが、元素発見の全歴史を大胆に伝えてくれる。
▼目次
はじめに
周期表
第1章 古代の元素観
第2章 古代から知られている金属
第3章 錬金術の元素
--幕間「結局のところ、元素とはいったい何なのか?」
第4章 新しい金属
第5章 化学の黄金時代
--幕間「ジョン・ドルトンの原子説」
第6章 電気を使って元素を発見する
--幕間「周期表の誕生」
第7章 放射線の時代
第8章 核の時代
▼著者プロフィール
フィリップ・ボール 著
オックスフォード大学で化学の学位を取得した後、ブリストル大学で物理学の博士号を取得。20年以上『ネイチャー』誌の編集者を務めた。科学ジャーナリストとして『ニュー・サイエンティスト』誌、『ニューヨーク・タイムズ』紙などに寄稿している。『量子力学は、本当は量子の話ではない』(化学同人)、『人工培養された脳は「誰」なのか』(原書房)、『音楽の科学』(河出書房新社)、『かたち--自然が創り出す美しいパターン1』(ハヤカワ文庫)など邦訳多数。『Critical Mass』で2005年に王立協会科学図書賞を受賞した。
若林文高(わかばやし ふみたか) 監修
国立科学博物館名誉館員・名誉研究員。同館の元理工学研究部長。専門は触媒化学、物理化学、化学教育・化学普及。博士(理学)。京都大学理学部化学科卒業、東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。主な監修・訳書に、『楽しい化学の実験室I・II』(東京化学同人)、ロブ・ルイス、ウィン・エバンス『基礎コース 化学』(東京化学同人)、セオドア・グレイ『世界で一番美しい元素図鑑』、『世界で一番美しい分子図鑑』、『世界で一番美しい化学反応図鑑』、『世界でいちばん美しいこども元素ずかん』(いずれも創元社)などがある。
読後レビュー
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