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【訳あり品特価】生賴範義画集 〈SAKYO MOVIES〉(30%OFF)

生賴範義 画 / 小松左京 原作

5,775円(税込)

(本体価格 5,250 円 + 消費税10%)

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著者 生賴範義 画 / 小松左京 原作
出版社 復刊ドットコム
判型 A4
頁数 72 頁
ジャンル エンタメ
ISBNコード 9784835457666

商品内容

当商品は「訳あり品」です。
通常税込定価:8,250円のところを30%OFFでご提供いたします。数に限りがございますので、お早めにどうぞ。


イマジネーションは時を超える!!


2020年、過去に公開されたとある映画が、思いがけず注目を集めることになりました。
小松左京作品を原作とした『復活の日』(監督:深作欣二)です。
40年をさかのぼる1980年に公開されたこの日本映画は、今年になって突如人類を襲った新型ウィルス感染の「予言」的な作品として話題を呼び、かつて劇場で観た人から、当時生まれていなかった年代の人まで、ネット配信というIT技術によってもたらされたツールによって多くの人に視聴されることになったのです。

日本SF第一世代の中心人物=小松左京による、論理と想像力を駆使したスケールの大きな物語のいくつか--- 『日本沈没』(1973年/監督:森谷司郎)、『復活の日』(1980年/監督:深作欣二)、『首都消失』(1987年/監督:舛田利雄)は、劇場映画として公開されると、いずれも大きな評判になりました。
そして、それらの作品のほとんどに、ビジュアルイメージを与えたイラストレーターこそが、生賴範義でした。

復刊ドットコムでは『生賴範義画集』シリーズとして、平井和正著作を対象にした〈幻魔〉〈狼男達〉に続き、小松左京作品のカバーを飾った『生賴範義画集〈SAKYO〉』を刊行することになりましたが、本書はその関連書となります。
〈SAKYO〉が、本という形態にこだわり、小松左京著作に提供されたイラストを、出版社を跨いでセレクトした画集だったのに対し、本書〈SAKYO MOVIES〉は、文字通り小松左京原作の「映画作品」のために描かれたイラストを、1冊に集めた企画です。

なかでも圧巻は、1980年の映画『復活の日』のために描かれた25点のイラスト群の完全収録です。
1964年、小松左京によって書き下ろされた長編SF『復活の日』に惚れ込み、角川文庫に同作を迎え入れたのが、当時の角川書店社長・角川春樹氏でした。
そして、70年代以降に日本映画界を席捲した「角川映画」のプロデューサーでもあった角川春樹氏は、『復活の日』の映画化に乗り出します。
そこで、海外での現地撮影やプロモーション、役者たちへの意思の疎通のために、生賴範義に作中を具体化する“イメージボード”の制作を依頼しました。今回の企画では、それらすべてを、これまでにないワイドサイズで収録。
世界的なコロナ禍を経験している今となっては、これらのイラストの迫真性に改めて震撼させられます。SF作家・小松左京の作家的イマジネーションと、イラストレーター・生賴範義の視覚的イマジネーションが相まった驚愕の作品群です。

本書には『復活の日』のほかにも、ふたりの巨匠による作品『首都消失』や『日本沈没』などの多彩なポスター群も、収録を予定しています。
つねに“未来”について思考し続けた小松左京の視線は、今でも現実へと転化する可能性を秘めており、その視線を魅力的なビジュアルにできたのは、誰よりも生賴範義でありました。
本書は、その“あかし”ともなる作品集とも呼べるものです。
日本、いや世界をも代表する想像力=イマジネーションの共演を、存分にご堪能ください。



樋口真嗣監督も絶賛!


たとえば、小説の装画であれば、その世界へ読者を誘う碑(いしぶみ)になるでしょう。
しかし、映画の場合は製作者への挑戦状になるのです。 

これ以上のイメージが撮れるんだろうな?

その構図、色彩、筆致がそう囁きかけてきます。
モチベーションは鼓舞されますが、それと同時に凄まじいプレッシャーが襲いかかってくるのです。

恐怖に限りなく近い緊張に、打ち震えるのです……。

「--樋口真嗣(2006年版『日本沈没』監督)」


▼著者プロフィール
生賴範義(おおらい のりよし)
1935年兵庫県生まれ。1957年、東京藝術大学油絵科中退。1962年、イラストレーターとして活動開始。1973年には宮崎県宮崎市に居を移す。1980年、ジョージ・ルーカス製作『スター・ウォーズ2/帝国の逆襲』の国際版ポスター・イラストレーションで脚光を浴びる。星雲賞アート部門受賞。2014年、文化庁映画賞功労賞受賞。2015年10月27日逝去、享年79。2016年、日本SF大賞功績賞、星雲賞アート部門受賞。

小松左京(こまつ さきょう)
1931年大阪生まれ。旧制神戸一中、旧制三高、新制京都大学文学部卒(イタリア文学専攻)。経済誌記者、放送作家などを経て、1962年『S-Fマガジン』誌に登場。代表作に『復活の日』『果しなき流れの果に』『日本沈没』(日本推理作家協会賞)『首都消失』(日本SF大賞)など。『未来の思想』『歴史と文明の旅』ほかノンフィクション作品も多数。大阪万博ではサブテーマ委員、テーマ館サブプロデューサーを務めた。2011年7月26日逝去、享年80。2011年、第42回星雲賞特別賞受賞。2012年、日本SF作家クラブ特別功労賞受賞。

▼本書の仕様
A4・上製/糸かがり製本/本文総72ページ

(c)生賴太郎/小松左京ライブラリ

生頼範義

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