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ザ・クレーター ≪オリジナル版≫

手塚治虫

9,350円(税込)

(本体価格 8,500 円 + 消費税10%)

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著者 手塚治虫
出版社 復刊ドットコム
判型 A5
頁数 552 頁
ジャンル コミック・漫画
ISBNコード 9784835458175

商品内容

お待たせしました!
1969~70年連載、巨匠・手塚治虫の傑作恐怖シリーズが、
52年を経て、ファン待望の≪オリジナル版≫・全1巻で初登場!


初の連載順&全話収録。未収録ページやカラーページ、幻の各話「次回予告」なども網羅した
初出バージョンを、初のA5判、“全1巻”で一挙刊行!


『鉄腕アトム』『火の鳥』『リボンの騎士』などの大河名作群から、『奇子』『MW』『人間昆虫記』といったブラックテイストの異色作、そして『三つ目がとおる』『七色いんこ』などの後期ヒット作まで、さまざまな角度から幅広くラインナップされてきた、復刊ドットコムの元祖≪オリジナル版≫シリーズ。
このたび、ファン人気も高いオムニバス恐怖ファンタジーの傑作『ザ・クレーター』が、ついに刊行決定いたしました。

1969~70年、隔週刊時代の「少年チャンピオン」(秋田書店刊)で好評を博した同作品。連載当時、「恐怖シリーズ」というショルダーコピーが付いていましたが、実は、ホラー、SF、ファンタジー、社会風刺劇、ユーモラスな学園コメディーなど、ひと言ではとても括りきれない多彩な表現と語り口を駆使した野心作でした。
オムニバスという形式から、のちの単行本化にあたっては、ページ数の制限によるエピソードの削除や、エピソード順の変更が作者自身によって行われ、また後年、各話の作風の多様性から、テーマ別のアンソロジー本に分載されることも多かった一方で、連載時準拠の単行本は、一度も刊行されていませんでした。
今回は、初出から実に52年を経て、待望の≪オリジナル版≫での初刊行となります。

連載時どおりのエピソード順と内容はもちろん、初のA5判(これまでの刊行では新書判・B6判・四六判・文庫判)で、オリジナル原稿からの新規スキャンによる高画質、褪色に強い良質な本文用紙を使用。

さらに、今回の大きな特長は、連載時に毎回の最終ページ(またはその近く)に収録されていた、手塚治虫・筆のカットを含めた「次回予告」を、初めて全収録したことです。
オムニバス連載であるがゆえに、「次回は、どんなタッチでの、どんな話だろう?」という、読者の期待を膨らませる効果絶大。これらはすべて、単行本化時に削除され、それに伴い、各話のコマ割り・ページ割りが改変されました。
また、連載時の本文内にあった広告・記事類も省かれたため、そこでもページ割り・段組みが改変。この2つの理由から、単行本未収録カット、あるいは加筆カットが多数発生。本書では、本文は連載時のスタイルに戻しつつ、巻末の図説にて、連載版と単行本版の差異を解説いたします。

加えて、単行本未収録ページ・初のカラーページを再現。全扉絵・予告・カラーイラストなどのレア素材や、詳細な図説の収録を含めて、まさに決定版と呼べる一冊です!
[初版完全限定]につき、どうぞお見逃しなく!!

▼仕様
A5判/ソフトカバー/552ページ(予定)/全扉絵(原画版・連載版の2バージョン)収録/カラーページ全再現/
巻末ギャラリー・詳細な図説も充実/初版完全限定

▼本書でのエピソード収録順(連載順)
1:二つのドラマ/2:八角形の館/3:溶けた男/4:風穴/5:墜落機/6:双頭の蛇/7:三人の侵略者/8:鈴が鳴った/
9:雪野郎/10:オクチンの奇怪な体験/11:巴の面/12:大あたりの季節/13:ブルンネンの謎/14:紫のベムたち/
15:オクチンの大いなる怪盗/16:生けにえ/17:クレーターの男

※上記は2021年5月時点での予定であり、多少変更の場合もございます。
※画像は制作中のサンプルです。

監修&(c):手塚プロダクション

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読後レビュー

全7件

  • 扉絵

    扉絵がカラーで収録されているのが嬉しい。やはり手塚先生のイラストは美しいです。 (2023/12/10)

    GOOD!0
  • ザ・クレーター ≪オリジナル版≫

    分散された各編は読んでいたが、纏まった形で刊行された事に多いに感謝。
    手塚先生の低迷の時期の作品だが、先生の力量は相変わらず凄いの一語に尽きる。
    但し、本作品もいつものように雑誌サイズで刊行して頂きたかった。 (2022/01/13)

    GOOD!1
  • 雑誌サイズにして欲しかったです。

    皆様と同感でA5なのか残念です。
    「ぼくの孫悟空」の時もショックでした。
    好きな作品なだけに、雑誌サイズで復刻して欲しかった。
    カラーページなどは充実しています。
    言葉の修正は方針なので諦めていますが、ニュアンスが変わることは事実。
    また、差別用語を書き換えることで、無かったことにするのもいかがなものかと思います。 (2022/01/13)

    GOOD!1
  • やはり残念A5版

    「次回予告」も良かったし、やはり「少年チャンピオン」と手塚先生の相性は抜群だ。なのに、雑誌サイズでなかったのは、本当に残念。サイズアップで再販されても買えないかもしれない。 (2021/08/29)

    GOOD!3
  • 残念な部分

    先のレビューと同じく製本のサイズ、初出時との相違は残念。
    発行部数から高価な本になるのは仕方ないが、発行ごとに内容が改変される手塚治虫作品において、たとえ現在の表現事情があったとしてもに本当の初稿を謳う復刊本としては残念な商品となってしまったと思う。 (2021/08/29)

    GOOD!4
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