読後レビュー
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『巴里に死す』平成24年2月に復刊
待望の復刊書を買って読み終えた。表紙の絵が実に美しい。芹沢光治良自作の絵と知りまた驚いた。文字が大きく本が軽い。読書好きにはたまらない。それになんといっても付録が充実している。当時の情景を呼び起こすパリのインタビュー記事や書評など。大江健三郎氏の本書の書評と解説が明晰で面白い。故遠藤周作氏の解説もこの作品に射しこんでいる不思議な光を鋭く捉え、「この小説があの国で大きな反響をよんだのは、けだし当然のことである」と括っている。芹沢が日本人として初めてノーベル文学賞候補になった背景と理由がよりはっきりした。 (2012/03/10)
復刊投稿時のコメント
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知られざる名作を、ぜひ復刊へ! (2017/10/03)GOOD!0
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以前に読んで、私の生きる道筋となった作品なので、多くの人に読んでもらいたいと思います。GOOD!0
娘、孫と読み継いでもらいたいと思っていますので・・・ (2012/02/10) -
悲しいストーリーですが、女性の生き方を考えるよい本です。若い人に贈りたいと思っています。 (2008/12/10)GOOD!0
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今年になって、芹沢光治良さんの本を読み始めたのですが、是非読んでみたいので。 (2008/04/23)GOOD!0
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ノーベル賞候補にもなった作家の作品なのにGOOD!0
なぜ 出版されていないのか (2007/12/25)
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jenny