横溝正史の大ファンだから。
1冊持ってはいるのですが、汚くなってしまったので、新しいのが欲しい。

小林氏は、1960年代のヒッチコックミステリ
マガジン・編集長時代に、横溝編集長時代の
「新青年」を理想の雑誌のひとつとして想定
しており、横溝ブーム前の横溝氏にインタ
ビューを試みていた。その様子は小説「夢の
砦」に一部掲載されている。その彼が企画し
た本なので、一見の価値

ともかく読んでみたいから。

私は20年来の横溝好きなのですが、この本の密度の濃さ、
資料性の高さ、何より横溝先生の暖かいお人柄が伝わって
きて、「真説　金田一耕助」と並んで感動的な本と思います。
若き横溝研究家諸氏にも、これから新たに横溝先生の諸作に
触れる読者にも、最も貴重な書籍であると思います。
本書の復刊を、切に希望致します。

横溝正史の偉業は日本が世界に誇れるものだと思います。
他は全部持ってるのに、これだけ持ってないのです！

是非後世に残さねばならない一冊。

中学生のころからの横溝ファンです。
しかし、当時はおこづかいも少なく、図書館で借りて読んだ
だけでした。
最近になって購入したくても新刊はもちろん、古書店でも
手に入らない稀少本になってしまった事を知りがっかり
していたところです。

名編集者とうたわれた小林信彦が横溝正史に迫ったものだから。

文庫本でも高騰する一方で、完全版の単行本は、どこを探してもみつか
らないというのは、理不尽だと思いながら、私はたまたま3,500円で単行本を入手しました。復刊しない理由がわからない。