人間本性論の訳は岩波文庫、中公クラシック、そして本書がありますが、岩波は訳が古い上に入手不能、中公クラシックは抄訳、よって本書を復刊する意義は大いにあると思います。

明晰な日本語で知の巨人ヒュームに近づけるという大きな幸福を、より多くの人と分かち合うことは喫緊の課題。訳者解説は貴重。

これほどの近代哲学の大著の新訳が、研究者でさえもこれほど手に入りにくい状況というのは、日本人にとって大きな損失だと思います。カントに非常に大きな影響を与えたヒュームの最重要著書です。ぜひ復刊を望みます。

そんなにいい本なら、読んでみたい。

現代人の知の源泉を確かめることが出来る。読みやすい訳文と優れた解説は、貴重。

「宗教の自然史」「奇跡論・迷信論・自殺論」は、まだ注文すれば入手可能なようですが、何故かこの本だけ「現在お取り扱いできません」になっているので。ヒュームの著作としては、同じく「人性論」の復刊も期待したいところです。

これは興味深いですね。

『人間知性の研究』に掲げたる理由に同じ。

古書でもどうやら入手しにくいようなので。ヒュームの研究書ならそれほど難しくなく手に入れる事が出来るようですが・・・。

恥ずかしながらこの本の存在は全く知らずにいた。是非読んでみたい。

「道徳原理」なんて、「人間を縛る、見えないナワ」みたいなも
んですが、このごろ、また、こういう「ナワ」が必要に、なって
来ているようです。

興味があります。

アダム＝スミス『道徳感情論』が岩波ででましたね。
じゃあ彼と影響関係にあったヒュームもだしちゃいましょ。
常識学派（トマス＝リード）などの見直し動向が出てますし、
ドゥルーズへのラインも見逃せない。

ヒュームは、複数の地下水脈の源流たる思想家だと思います。
常に見直されるべき。現代の多くの書を紐解くとき
ヒュームの刃が不意に見え隠れするのが分かる。努めて警戒せよ。

人性論よりとっつきやすいです。

ヒュームの著書は哲学、法学、政治学、経済学、を研究する場合、是非とも読んでおくべきだと思います。

ヒューム好きなんで。

好きな作家がすすめていたから

なんでも翻訳が出てしまうクニとかいわれながら、日本語で
ヒュームを読める機会が少ないのはどうしてでしょう？ぜひぜひ
みなさんで読めるよう、常備品、というか基本文献あつかいされ
るよう、声をかけたいものです

ヒュームの著作が手に入りやすい環境にするために。
個人的にも興味がありますし、ぜひ。

この手の本は少し高くても構わないから常々手に入るようにしておいて欲しい。