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著者 | デイヴィッド・ヒューム |
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出版社 | 晢書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784915922206 |
登録日 | 2002/11/18 |
リクエストNo. | 13407 |
リクエスト内容
現在イギリスの大学で最も読まれている古典のひとつ。人間通のヒュームが、豊富な知識と華麗な筆致で綴る道徳論。功利主義の原点。
(「BOOK」データベースより)
投票コメント
全31件
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なんでも翻訳が出てしまうクニとかいわれながら、日本語でGOOD!2
ヒュームを読める機会が少ないのはどうしてでしょう?ぜひぜひ
みなさんで読めるよう、常備品、というか基本文献あつかいされ
るよう、声をかけたいものです (2005/01/29) -
アダム=スミス『道徳感情論』が岩波ででましたね。GOOD!2
じゃあ彼と影響関係にあったヒュームもだしちゃいましょ。
常識学派(トマス=リード)などの見直し動向が出てますし、
ドゥルーズへのラインも見逃せない。
ヒュームは、複数の地下水脈の源流たる思想家だと思います。
常に見直されるべき。現代の多くの書を紐解くとき
ヒュームの刃が不意に見え隠れするのが分かる。努めて警戒せよ。 (2003/07/04) -
感情,心のはたらきを起点に組み上げてゆく,非常にユニークな道徳論を展開するヒュームであるが,その骨子は基本的に『人間本性論』に現れていると言ってよいと思う.それでも,著した時期と論脈とを考慮に入れて様々な角度から検討したいとなれば,『人間知性研究』はもちろん他の論攷にも手を伸ばすのが当然望ましいわけである.したがってこの『道徳原理研究』の重要性は明らかなのだが,古書にバカみたいに高値をつけている売り手しかいない現状だと日本語ではアクセスしづらい(36万だの89万だのとふざけるのもいい加減にしていただきたい).文庫化して広く行き渡るようにというほどではないが(ある程度哲学プロパーであるような人以外は『人性論』を読むほうがよい.だから岩波書店は文庫を切らすな),どこかの版元がオンデマンド販売するとか,あるいは大学の出版部門から新訳を出すとかするとよいのではないかと思う. (2022/07/28)GOOD!1
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本書はヒューム研究にとっても、道徳哲学研究にとっても大切な一冊のため。 (2023/08/15)GOOD!0
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中古がプレミアついて三万円近くなってる。。。道徳哲学を学ぶには必須文献だと思うので、日本語で読むハードルがもっと低くなってほしい。 (2023/03/02)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2002/11/18
『道徳原理の研究』(デイヴィッド・ヒューム)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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