ブロッホを（できれば）文庫で読みたいので。

アエネーイスを読了し、その後記で触れられていて興味を持ちました。

ブロッホの著作は、晦渋な文体が災いしてか現在殆ど絶版。これなどは、比較的読みやすい著作だと思います。

最近、「ヘルマン・ブロッホの生涯」、「群集の心理」（再刊）などが相次いで出版され、さらに９月10日には作品「夢遊の人々」が筑摩文庫で発刊されることになり、あらためて注目されつつあり、その思想の理念を知る事の出来る重要な書物であると思います。今後の文学研究に重要な意味を持つと思います。

彼について書かれている著書は、日本国内ではそんなに多くない。そのため貴重なこの本を是非復刊してほしい。