私は20年来の横溝好きなのですが、この本の密度の濃さ、
資料性の高さ、何より横溝先生の暖かいお人柄が伝わって
きて、「真説　金田一耕助」と並んで感動的な本と思います。
若き横溝研究家諸氏にも、これから新たに横溝先生の諸作に
触れる読者にも、最も貴重な書籍であると思います。
本書の復刊を、切に希望致します。

横溝正史の偉業は日本が世界に誇れるものだと思います。
他は全部持ってるのに、これだけ持ってないのです！

是非後世に残さねばならない一冊。

中学生のころからの横溝ファンです。
しかし、当時はおこづかいも少なく、図書館で借りて読んだ
だけでした。
最近になって購入したくても新刊はもちろん、古書店でも
手に入らない稀少本になってしまった事を知りがっかり
していたところです。

名編集者とうたわれた小林信彦が横溝正史に迫ったものだから。

文庫本でも高騰する一方で、完全版の単行本は、どこを探してもみつか
らないというのは、理不尽だと思いながら、私はたまたま3,500円で単行本を入手しました。復刊しない理由がわからない。

横溝作品の大ファンでコメント等を見て是非、読みたいと感じました！

横溝正史も小林信彦も、中学高校と、熱中した作家、編集者です。
インタビューは掲載された雑誌を持っておりますが、まとめた形で読みたいです。

来る２００２年に横溝氏の生誕１００年という節目の年を迎えるにあたり、本書の復刊の意義は誠に深いものと思われるので。

もし置いてあったら即買いの一冊です。
小学生時から親しんできた作家なので。

ＨＰ製作中に必要に迫られて探したのですが、見つかりませんでした。こういう貴重な研究書はぜひとも、確実に入手したいものです。

古本屋で見つけた時の震えは今も忘れる事が出来ない。
入手出来たのは、実に幸運であった。読んでみて又、感動した。
兎に角、いい本である。何故、こんないい本が絶版状態なのか、不思議でならない。オークションで高値で取引されているのも、不思議でならない。横溝正史を愛するすべての人が手に出来るよう、復刻を願う。