何度か図書館で、本館から取り寄せの形で借りました。
座右に置いておきたい本ですが、古書店では高価で手が出ません。
たとえば、古代のフォークロアの記述によると、魔除けの異臭...病気＝悪魔を追い出す手段として、悪魔の嫌がる異臭や悪臭のある
草を燃やしたり、飾る。バビロニアやアッシリアの粘土板に記録され、ギリシャローマを経て今日まで続いている。ギリシャでは月の女神に捧げられたヨモギ（アルテミシア）が、中世以降はセイントジョンの草の一種として扱われ、中国を経て、わが国にも伝わり5月5日に魔除けとして家の軒に挿す風習になっている。このように
植物に関する博物学的知識を体系的に集大成した圧巻だ、と思います。

以前から興味のある本でした

手に取ったことはないのですが，コメントを読んでいると植物に
関する世界視野での民俗学的な知識の宝庫のように拝察します．
こういった本は少ないので復刊して欲しいものです．

面白そうなので、読んでみたいです。

非常に興味あります

この手の本で網羅的なものが少ないため。

本の内容を見ると読みたくなる本です。

図書館で見たのですが、どうしても手元に欲しいです。

古書が高すぎ

春山氏が生涯を通じて取り組んだテーマであったらしく、戦後間もないころから繰り返し同趣向の著作を出版されていましたが、その集大成たる本書は故あって今は手元にありません。ぜひとも復刊を希望します。たしか二重箱の立派なものでしたね。