復刊ドットコム

新規会員登録

新規会員登録

V-POINT 貯まる!使える!

マニアック川柳コンテスト 七

マニアック川柳コンテスト 七
ご応募ありがとうございました!
「マニアック川柳コンテスト 七」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
皆さまからの作品の数々を以下にご紹介いたします。

それでは、第1回 入選作品の発表です!
入選作品は、以下の3点に決定いたしました!!

入選発表!

まずは、1つめの入選作品をご紹介!
名付け時 生徒の顔が ふと浮かぶ
子どもを授かり、さて我が子にどんな名前をつけようかと考えるとき、学校の先生は「あの名前にすると勉強がよくできそう」とか、「この名前だとやんちゃな子になるかな」とか、ふと教え子たちの顔を思い浮かべてしまうそうです。
これぞ「子を持つ教員」という、狭い対象者だけがピンとくるマニアック川柳! 見事入選です。
続いて、2つめの入選作品をご紹介!
楽器より 足元気になる ギタリスト
エレキギターの音色を切り替える装置=エフェクター。ギタリストの足元に配置し、演奏中にペダルを踏んで音を変化させます。
ギターを弾く人が、他のギタリストのパフォーマンスをみて「あのギターかっこいいなぁ」と思うのは比較的よくあるパターンですが、楽器を差し置いて、エフェクターの方により強い意識が向いてしまうのはなかなかマニアックですね。
そして、最後の入選作品をご紹介!
これからは 国体目指し ゲームやる
今秋の茨城国体から、eスポーツ選手権が始まることになりましたね。
「オレ、国体の代表選手だったんだよね」「すごいね! 何の競技?」「ぷよぷよ」「えっ、ぷよぷよってゲームの!?」
…なんて会話が聞けるようになるかもしれません。10年後あたりには、もう全然マニアックじゃなくなっているのかも!?
以上の作品を投稿いただいた皆さまには、5,000円分のQUOカードをプレゼントいたします。
おめでとうございます!

続いて、「佳作」を発表します!
このままボツにするのはもったいない!
という、入選候補として最後まで選考に残った秀作の数々をご紹介。全部で10首あります。

佳作発表!

※作品のうしろのカッコ内は、投稿者名(敬称略)です。

◆実力を クロワッサンで 査定する (山宗雲水)
美味しい寿司屋かどうかは、その店の玉子焼きの味で判断できる、なんてウワサもありますが、
パン好きは、クロワッサンで良いパン屋かどうかをチェックするそうです。
スタンダードなメニューだけに、違いが出やすいのかも。
◆耳よりも 目を見て選ぶ 食パン通 (Akiki)
パンマニアのマニアック川柳をもう1首ご紹介。
食パンの「目」とは、パンの断面の細かい気泡の穴のこと。
食パンは型に入れて焼きますが、よく練りこまれた生地ほど上へ上へと伸びるため、
目がタテに伸びているかどうかがおいしさの見極めポイントなんだそうです。
◆ミロ浮かぶ 牛乳すくった 日ははるか (りな)
粉末を牛乳などに溶かして飲む麦芽飲料の代表格=ミロ。今でこそきれいに溶けやすくなりましたが、
かつては粉末の一部が溶けきらず、ダマが残ってしまうこともよくありました。
が、むしろその溶けきらないカタマリこそが好きだったのに… というのがこちらの川柳。
特定のマニアの前には、品質改良さえも仇となってしまうのか…。
◆知っている? きっぷも定期も 同じ幅 (こ鉄っちゃん)
鉄道マニアなら「57.5mmだよね」なんて、すぐにピンとくるのでしょうか。
短距離用の切符、長距離用の切符、そして特急券や定期券も、すべて同じ幅で統一されています。
ロール状の用紙から切り出して印字するからでしょ? という単純な理由ではなく、
19世紀、鉄道発祥の地=英国のとある駅の駅長であるエドモントン氏によって定められた、歴史ある数字なのです。
◆アナウンス 架空の 私服警備員 (らっきー)
万引や不審者を牽制するために、わざと「私服警備員の○○さん、事務所までお願いします」と
店内アナウンスを流すという店があるそうです。
これは賢いやり方ですね。人件費をかけずして、万引きも抑制できるという。
イタズラ心で、「警備員ですけど、呼びました?」という逆ドッキリを仕掛けてみたい。
◆プリントは 撥水加工との せめぎあい (ブルーズハウス)
Tシャツの生地は年々進化していて、特に撥水加工の技術は、インクすらもはじいてしまうほど。
一方、染料の技術も、どんな生地にでもプリントできるものが次々と開発され、気がつけば双方の
“知恵比べ”状態に…。「プロフェッショナル 仕事の流儀」みたいなドキュメンタリー番組で、
難題解決への過程を密着取材してほしい!
◆ラジオアナ 声かわいいな 検索だ (スパン・キング)
ラジオのパーソナリティといえば、上品な話し方で、しかも声も美しいという印象の方が多いようです。
そうなると、「この人どんな顔してるのかな?」と、ルックスも気になってしまうのが人間のサガ。
はたして検索してみた結果、「やっぱり想像してたとおりだ!」なのか、
「あれっ、なんか思ってたのと違う…」となるのか…。
◆破れてる ページはそのまま 持ってきて (らいぶらり庵)
こちらはマニアック川柳でありながら、「図書館からのお願い」とでも言うべき内容の句。
借りた本が破れてしまったとき、セロテープなどで補修して返却すると
そのテープ自体が劣化・変色してしまうので、そこは図書館のスタッフにお任せしましょうと。
専用の補修テープで直してくれますよ。
◆小銭貯金 日本円以外 マジ勘弁 (かな)
硬貨をたくさん貯めた貯金箱。金額を数えるために銀行の機械にざーっと流し込みますが、
そこに外国の硬貨やゲームセンターのコイン、クリップ、パチンコ玉などが混じっていると
毎度エラーが出てしまうという句です。
ところで、パチンコ玉はどうやって貯金箱の中に入った?
◆他店でも つい服たたむ 販売員 (川野ながれ)
これはもうアパレル店員の職業病ですよね。棚が散らかっていると、どうも落ち着かないという…。
本の業界にも、他店なのについ棚を整えてしまう書店員さんや、文章に誤字を見つけると
思わず校正してしまいそうになる編集者などがいます。
以上、ラスト3首は、職業マニアック川柳でお届けしました。
佳作に選出された作品を投稿いただいた皆さまには、Tポイント500ポイントをプレゼントいたします!

V-POINT 貯まる!使える!