マニアック川柳コンテスト 十二

マニアック川柳コンテスト 十二
ご応募ありがとうございました!

「マニアック川柳コンテスト 十二」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
皆さまからの作品の数々を以下にご紹介いたします。

それでは、第2回 入選作品の発表です!
入選作品は、以下の3点に決定いたしました!!

入選発表!

まずは、1つめの入選作品をご紹介!
ガチャガチャで レアを引くのは 次の人
「推しキャラのあのグッズがほしい」という人だけでなく、ガチャガチャそのものが好きだというマニアもいるのがこちらの世界。
自分の次にレバーを回した人が、カプセルから何を取り出すのか。気になりますよね。
「あっ! めったに出ないレアなやつ!」と、見てはいけないものを目にしてしまったときのやるせなさ…。
この現象はガチャガチャだけではなく、ゲーセンのクレーンゲームコーナーやパチンコ屋あたりでもお目にかかれそうです。
続いて、2つめの入選作品をご紹介!
新聞を 読む人俺だけ 電車内
スマホ、スマホ、スマホ、スマホ… たまにゲーム機か文庫本。
電車の中で新聞紙を広げている人は、いまや絶滅危惧種に指定されそうなほどレアな存在となってしまいました。
今の電車の様子も、10年後にはどうなっていることやら。
手にスマホを持っている人はすでにレアで、メガネ型の端末を装着している人がズラリと並んでいるかも。
そして、最後の入選作品をご紹介!
縫い目見て ベトナム製と 分かる人
これはビックリ! 本当にそんな人いるの!?
アパレルマニアとも違うし、“縫い目マニア”ってそんなジャンルが存在するのだろうか?
生産国ごとにどう特徴が違うのか、インタビューして確認してみたいですね。
日本製だと丁寧でキレイな仕上がりという印象を抱きがちですが、決してそうとも言い切れないそうですよ。
以上の作品を投稿いただいた皆さまには、5,000円分のQUOカードをプレゼントいたします。
おめでとうございます!

続いて、「佳作」を発表します!
このままボツにするのはもったいない!
という、入選候補として最後まで選考に残った秀作の数々をご紹介。全部で10句あります。

佳作発表!

※作品のうしろのカッコ内は、投稿者名(敬称略)です。

◆軽く削ぐ プラモのバリは 爪切りで (悦)
「バリ」というのは、プラモデルパーツのつなぎ目などに出来てしまう、余計な突起や残留物のこと。
手元にニッパーなどの工具がないときは、爪切りで代用してしまえという訳です。
その場しのぎには良いかもしれませんが、そのうち爪切りの切れ味が悪くなりますよ。
もしそうなったら、えっ? 今度はニッパーで爪を切る!?
◆うっとりと くびれに見とれる 配管美 (置楽)
重厚な工業地帯の景観を愛でる「工場萌え」なんて言葉が、かつて話題となりました。
この川柳の主人公である配管マニアのみならず、鉄塔や給水塔、(当社メルマガでもおなじみの)ガードパイプなど、 建造物・構造物の美しさに魅了されるマニアは、意外と多彩なカテゴリーに散らばっているのかもしれません。
専攻はそれぞれ違うけどみんな同じ学部、みたいなイメージ。
◆「ソ」の音で 笑う彼女の 声が好き (ベンジャミン)
絶対音感を持つ人って、こういう感覚なんでしょうか!?
街で耳に入ってくる通行人の何気ない会話がすべてミュージカル仕立てで脳内変換されるのだとしたら、 はたしてそれは楽しいのかうっとうしいのか…。
「東北弁と関西弁ではイントネーションがこう違う」なんて分析を音階で説明してくれたら、意外と面白いかも。
◆名シーン 机上で再現 遠近法 (セブン)
ウルトラ怪獣のソフビとウルトラマンのフィギュアを横一列に並べると、大きさの比率が劇中と異なってしまうことがあるので、 遠近法を駆使して撮影することで名シーンを再現させる、というのがこちらの川柳です。
撮影したものを画像編集ソフトで調整するのでなく、あくまでもアナログな方法にこだわるこの姿勢、ステキです。
◆薬局に 買いに行くのよ 生たまご (糖質無制限)
生鮮食品を扱うドラッグストア、たしかに最近増えてきているようです。
低価格に設定した野菜や肉で集客し、比較的利益率の高い医薬品や化粧品の売上増につなげるという戦略なんだとか。
ユーザーからしても、ワンストップで購入できるのは便利ですね。
一度に買えるからといって、プリン体の多い食品と痛風に効く薬を両方買って、体内で闘わせたりしないように!
◆スー エース ノビー スニーチ ビック・ジー (盟主クサイ)
近年なかなか入賞することのなかった羅列系マニアック川柳から久々の選出です。
これが意味するところは、順に、しずか、出木杉、のび太、スネ夫、ジャイアン…。
そう、米国版「ドラえもん」のキャラ名を並べたものです。
のび太のお小遣いが米ドル紙幣だったり、翻訳こんにゃくがグミだったり、日本版との違いをあれこれ探すのも楽しそう。
◆ログインの ボーナス付与が 日付線 (しろねこ)
ポイントサイトで、1日1回ログインするたびにボーナスポイントがもらえるところ、ありますね。
ポイ活マニアにとっては、ただ単にチリツモでポイントを増やすだけではなく、 ログインボーナスが付与される時間を軸に「今日」が始まるという、 日付変更線としての役割も兼ねているという訳です。
◆グラウンド スケートリンクの 冬来たる (ko)
こちらは、北海道で幼少期を過ごした方にはピンとくる川柳ではないでしょうか。
夏は陸上競技などで使用する小学校のグラウンドを、冬は散水して凍らせ、スケートリンクとして活用するのだそうです。
しかしいくら北海道とはいえ、一晩で厚い氷を張れる訳ではなく、先生と保護者たちが何日もかけて完成させるという、 舞台裏ではそんな涙ぐましい努力があるのです。
◆新紙幣 エラーひそかに 期待する (トミスター)
今回の入賞作が発表される7月5日には、すでに流通が始まっている新紙幣。20年ぶりの刷新だそうです。
特殊インキやマイクロ文字など、偽造防止の最先端技術が気になる一方、ひそかにエラー紙幣を期待するレア紙幣マニアも存在するようで。
表と裏で番号が違ったり、裁断がズレていたりする紙幣を見つけたら、不謹慎ながらちょっとワクワクしてしまいそう。
◆クオカード ペイがついたら ノーカード (さんぺい)
PayPayやd払いなどのキャッシュレス決済と比べると、今はまだちょっとマニアックな存在ともいえるQUOカードPayですが、もうひとつマニアックなポイントは、デジタルサービスになってもなおサービス名称に「カード」を残しているところ。
これ多分、名称を決めるときに“QUOカードPay”にするか“QUO Pay”にするかで議論があったんじゃないですかね?
議事録をのぞいてみたい!
佳作に選出された作品を投稿いただいた皆さまには、Vポイント500ポイントをプレゼントいたします!
十二年目、終了です。

改めまして、たくさんの投稿ありがとうございました!
今回もすばらしい作品がたくさん寄せられました。

今年は、現金払いや電車内の新聞読者など、時代の移り変わりが反映された作品が特に印象的でした。
当企画が始まった11年前=2013年頃にはごく一般的だったモノや出来事が、 時を経るにつれてマニア側のポジションへと移りゆくさまは、なかなか感慨深いものがありますね。

余談ながら、今回初めて、入選作6句すべてが体言止めの作品だった、という マニアックな記録を紹介しつつ、第12回を締めたいと思います。

という訳で、1タームを2回に分けて実施した「マニアック川柳コンテスト 十二」も、これにて終了です。
今年もお付き合いいただき、ありがとうございました!