マニアック川柳コンテスト 十一

マニアック川柳コンテスト 十一
ご応募ありがとうございました!

「マニアック川柳コンテスト 十一」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
皆さまからの作品の数々を以下にご紹介いたします。

それでは、第2回 入選作品の発表です!
入選作品は、以下の3点に決定いたしました!!

入選発表!

まずは、1つめの入選作品をご紹介!
受付の 番号素数で 歓喜する
数字マニアの2大派閥といえば、円周率マニアと素数マニア(今勝手に決めました)ですが、円周率マニアがひたすら暗記に勤しむ一方で、素数マニアの楽しみといえば、やはり素数のランダムな並びの中にも、実は何かすごい法則が潜んでいるんじゃないか?
と、つい探求心をくすぐられてしまうところにあるんじゃないかと。
そんな底知れぬ魅力に取りつかれたマニアは、一般人が素通りするような瞬間にも おっ、素数!! とつい反応してしまうのです。
続いて、2つめの入選作品をご紹介!
やせ我慢 アイツがライバル サウナ室
施設自体は昔からあるのに、なぜかここ数年で大きく盛り上がっている空前のサウナブーム。
2021年には、新語・流行語大賞に、サウナ後の爽快感・恍惚感を実感する 「ととのう」ということばがノミネートされるに至りました。
キレイでオシャレな店も増えましたね。
その一方で、「長く入っているヤツの方がスゴい」という謎の価値観は今も残っているようで…。
健康のために通っているはずが、かえって不健康になりますよ。
そして、最後の入選作品をご紹介!
エンディング 登場人物 みな走る
日本のアニメのエンディングには、登場人物が走っている映像が使われることが多い、というのがこちらの川柳。
そう言われてみれば何となく心あたりあるぞ、と調べてみたところ、これがめちゃくちゃたくさんある!
少ない作画枚数でもループさせれば長尺になるし、画の躍動感もキープできる、と多くのメリットがあるようです。
以上の作品を投稿いただいた皆さまには、5,000円分のQUOカードをプレゼントいたします。
おめでとうございます!

続いて、「佳作」を発表します!
このままボツにするのはもったいない!
という、入選候補として最後まで選考に残った秀作の数々をご紹介。全部で10句あります。

佳作発表!

※作品のうしろのカッコ内は、投稿者名(敬称略)です。

◆コンマスの 顔を見るため 右の席 (しようちやん)
クラシックのコンサートで、向かって左側に座ることの多いコンサートマスターの顔が 正面からよく見えるように、右サイドの客席をいつも選ぶ、というのがこちらの川柳。
なお、クラシックコンサートのマニアには、最前列だったり、センター後方だったり、二階席だったり、 人によってそれぞれお気に入りの座席位置があるそうです。
◆九男に 「人」と名付けし 信長よ (ハシモト)
織田信長には20人以上の子がいたと言われていますが、名付け(幼名)がとにかく適当だったそうです。
長男・信忠は変な顔だったからという理由で奇妙丸、三男・信孝は3月7日生まれだから三七、 六男・信秀が大洞、七男・信高は小洞と、ここで急に漫才コンビのような命名をしたかと思えば、 九男・信貞はついに「人」に…。いやいや、だったらそれまでの子どもだって全員「人」じゃん!
◆チビの頃 野菜売ってた ユニクロで (みちりん)
いやー、そんなこともありましたね。調べてみたら、2002年のことだそうです。
実際にはユニクロの店内で、洋服のすぐ隣に野菜を並べて売っていた訳ではないのですが、 カジュアルウェアの企業が野菜販売に着手するというのは、当時なかなか衝撃的な出来事でした。
結局野菜事業はうまくいかなかったのですが、しかしこの失敗から学んだことはかなり大きかったようで、 同社がその後大企業へと飛躍的な成長を遂げたことは、皆さんご存知のとおり。
◆解剖が 終わったイカで 舌鼓 (山宗雲水)
理科の授業の解剖で使われる生き物といえば、かつてはカエルが定番でしたが、 現在はイカを使う学校が増えているんだそうです。
まあたしかに、なんとなくイカの方が日常的な食材という視点からも残酷さが薄い気もします。
授業後に、みんなで美味しくいただく学校もあるそうですよ。
段取りのいい生徒は、前もってしょうゆやワサビを準備してそう。
◆ゴールデンアップル色の 遠い夏 (の~ぷらん)
90年代のネット掲示板で「1975年ごろに売ってたファンタのゴールデンアップル味って美味しかったよね」と 盛り上がったものの、実際には販売されていなかったことが判明し、「じゃ、オレたちのあの記憶は何だ!?」と 騒然となった事件がありました。
当時「アップル」と「ゴールデングレープ」は発売されていたので、この2つを混同したのが原因のようですが、 “ゴールデン”だったらたしかにグレープよりもアップルの方のイメージかな。
◆こち亀が 昭和に予言 eスポーツ (のほほん)
1976~2016年の40年以上にわたり「週刊少年ジャンプ」で連載された『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。
少年漫画誌史上最長の連載で、200巻もの単行本コミックが刊行された歴史ある作品ですが、 1983(昭和58)年の時点で、作品中に両さんが「わしはTVゲームのプロになるんだ!」と宣言するセリフがあり、 当時は誰も思いもしなかったeスポーツ時代をこのときすでに予期していたのか! と 今になって秋本治先生の先見の明を称賛する声が上がっているとのことです。
◆埼玉に 北海道の コンビニが (なるほど)
北海道で1,000店舗以上を展開するセイコーマート。北海道限定のコンビニかと思いきや、 実は北海道以外には、埼玉県と茨城県にだけ存在しているのです(2023年6月現在)。
他のコンビニには置いていないような北海道独自の商品もラインナップされているそうですよ。
デパートの催事場に行かなくても、ある意味毎日「北海道フェア」が楽しめる!?
◆まずチェック あるとラッキー 50円 (パキパキぷりん)
ただでさえ安く買い物ができる百均ショップにもセール品のコーナーがあって、 来店時にはまずそのコーナーからチェックする、というのがこちらの川柳。
賞味期限が迫っている食品や在庫一掃セールみたいなときには半額、つまり50円で 買えてしまうこともあるそうです。
◆レジの前 ポイントアプリの 準備時間 (ポイント鬼神)
かつてはTポイントかPontaポイントくらいしか普及していなかった共通ポイントも、いまや乱立時代。
しかもカードからどんどんアプリへの移行が進んでいます。
このポイントとあのポイントのどちらも付きますよ、なんて店も増えてきて、たしかにそれはありがたいのですが、 レジの前であれもこれもアプリを立ち上げないといけなくなり、ちょっとバタバタしてしまうのが難点ですね。
後ろに列ができているときにあせって「乗換案内」とか関係ないアプリを立ち上げてしまうんだよなぁ。
◆予告編 柄本明の 5連発 (戸島竹三)
映画館で本編が始まる前に流れた予告編5本のすべてに柄本明さんが出演していた、というのがこちらの川柳。
出演本数の多さもさることながら、公開・告知のタイミングがここまでうまく噛み合うとはビックリです。
しかもこの投稿者、同じ日に、お客さんとして観に来ていたご本人に遭遇したんだとか!
マニアックを通り越して、もはやこれは「奇跡」の領域。
佳作に選出された作品を投稿いただいた皆さまには、Tポイント500ポイントをプレゼントいたします!
十一年目、終了です。

改めまして、たくさんの投稿ありがとうございました!
今回もすばらしい作品がたくさん寄せられました。

皆さまからお寄せいただいた作品をチェックしていると、人の趣味って実に多様だなと実感します。
こんなマニアックな趣味が3人も!? お互いを紹介してあげたらきっとめちゃくちゃ会話が盛り上がりそうだな、 なんて思ったり。なんかうまいことマッチングビジネスになりませんかね?
まあ、既存のSNSのハッシュタグとかで事足りるか…。

今回、noteでも「マニアック川柳」を紹介させていただきました。ぜひ次回の参考にしてみてください。
過去の入賞作だけでなく、蔵出し初公開作品も多数掲載しています。

挑戦者求む!マニアック川柳「型」指南!

という訳で、1タームを2回に分けて実施した「マニアック川柳コンテスト 十一」も、これにて終了です。
今年もお付き合いいただき、ありがとうございました!