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マニアック川柳コンテスト 十一

マニアック川柳コンテスト 十一
ご応募ありがとうございました!

「マニアック川柳コンテスト 十一」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
皆さまからの作品の数々を以下にご紹介いたします。

それでは、第1回 入選作品の発表です!
入選作品は、以下の3点に決定いたしました!!

入選発表!

まずは、1つめの入選作品をご紹介!
推し活に ハマり全身 紫に
アイドルグループの個々のメンバーにイメージカラーを割り振るシステム、
近年は男女問わず、多くのグループで採用されているようです。
そしてこちらの投稿者は、紫の靴下、スカート、Tシャツ… と身に着けるものを
揃えていくうちに、全身が紫になってしまったと。
道の前方から知らない人が全身紫の格好で近づいてきたとき、
その人ははたして、自分と同じグループの推しなのか、
それともまったく別のグループの紫メンバー推しなのか…。
続いて、2つめの入選作品をご紹介!
事件かも!? 深夜の物音 時間メモ
こちらは、「警察24時」のような事件密着ドキュメンタリーの観すぎで、
いつもと違う物音や声が外で聞こえるたびに、ついメモをとるクセができてしまった、
という川柳。
聞き込みに来た刑事さんに「ええ、あれは深夜2時17分の出来事でした」なんて
1分単位で言ってみたい!
でも結局、身の回りで事件が起こらないのが一番なんですけどね。
そして、最後の入選作品をご紹介!
銀ブラで 地方の名物 手に入れる
「銀ブラ」と聞けば、高級ブランド店のウィンドウショッピングをイメージしがちですが、
実は銀座は、今や様々な地方自治体のアンテナショップのメッカでもあります。
ひとつの商業区域内で各地の名産品を次々と買い求めることができる、
レアな街という訳です。
そういえば「銀ブラ」の語源ですが、「銀座をブラブラする」ではなく
「銀座でブラジルコーヒーを飲む」という説もあるそうですよ。
…と、マニアックなトリビアもここでお伝えしておきます。
以上の作品を投稿いただいた皆さまには、5,000円分のQUOカードをプレゼントいたします。
おめでとうございます!

続いて、「佳作」を発表します!
このままボツにするのはもったいない!
という、入選候補として最後まで選考に残った秀作の数々をご紹介。全部で10句あります。

佳作発表!

※作品のうしろのカッコ内は、投稿者名(敬称略)です。

◆ZIPPOの 点けかた競った あの時代 (くろにゃん)
紙巻タバコ利用者の減少に伴い、ライターを使う人を見かける頻度も減ってきたように感じる今日この頃ですが、
それでも根強いコレクターがいるのが、ジッポライター。
目にも止まらぬ速さでフタを開けたかと思ったら知らないうちに点火もしてた、みたいな技が
年々マニアの世界へ入っていってしまうのは、ちょっと寂しい気もします。
◆生で見て クイズのやつだと 思う日々 (ミッチー)
こちらは、クイズ研究会に所属している方からのマニアック川柳。
「元々知ってたからクイズに正解できた」のではなく、クイズを通して学んだ知識を
「あっ! これ、この前のクイズに出たやつじゃん!」と後になって生の現場で再確認するという、
非クイズマニアとは逆の順番で脳内にインプットされるという訳です。
◆お中元 早期割引 自宅用 (マオ)
ギリギリになって混むのを避けるため、早めに注文しようとお中元の購入を進めていたところ、
「ん? 早期割引? この値段なら我が家の分も買ってしまおうか」と、
自宅にも贈答用パックを買ってしまったというのがこちらの川柳。
普段スーパーやコンビニで見かけるジュースや缶詰も、きれいな箱に入っていると高級感が出て、
ちょっと魅力的に見えてしまうんだよなぁ。
◆数独を 解くのに飽きて 作成し (やまはっぴい)
9×9のマスに、ルールにしたがって1から9までの数字を配置するパズル=数独。
ナンバープレイス(ナンプレ)とも呼ばれ、世界中に多くのファンがいます。
ファンの枠を飛び出してマニアの域に到達すると、今度は自分で問題を作ってみたくなってしまうのですね。
一見簡単そうにみえて、難易度の調整など、意外と奥が深そうです。
◆横浜か なにわか いいやWESTだ (流れ星に願いを)
これは、若手の男性芸能人に詳しい方にはピンとくる川柳ではないでしょうか。
横浜流星さん、なにわ男子の大西流星さん、ジャニーズWESTの藤井流星さん。
そう、すべて名前が「流星」という共通点があるのです。
「最近、流星くん推してるんだよね」「えっ、どの流星?」という会話が、全国各地で発生していそうです。
◆試し書き クルクルよりも 「永」の文字 (かなた)
こちらは万年筆マニアからの投稿です。
ペンなどを買うとき、試し書きする際に、ついくるくると円を描きがちですが、
それよりも「永」の字を書いた方が、とめ、はね、はらいなど、様々な要素が試せて良いのだと。
漢字マニアの人は、「ビャンビャン麺」の「ビャン」みたいな複雑な文字を文房具売り場の
試し書きコーナーに残して、次に来る人を驚かせてやりましょう。
◆ピーナッツ だけがうれしい 柿の種 (Akiki)
「柿の種に含まれるピーナッツは、何パーセントくらいがちょうど良いか論争」というものが、かつてありました。
その論争に終止符を打つがごとく、昨春亀田製菓から発売されたのが、
「柿の種ピーナッツなし」と「柿の種ピーナッツだけ」。
前者はまあ理解できるとして、後者は何ですかこれは!? もはや柿の種が入ってないじゃん!
でも「“柿の種”ブランドのピーナッツをたらふく食べたいんだ」と、マニアならではのこだわりがあるのです。
◆いるんだよ X世代 Y世代 (つべる)
元はというと「X世代」「Y世代」があったからこそ生まれた「Z世代」という単語。
10代~20代前半の若者を指すワードとして定着した感がありますが、一方で「X世代」「Y世代」はあまり使われず、
新人類、バブル世代、団塊ジュニア、ゆとり世代、ミレニアル世代… などと呼ばれてきました。
こっちの方が具体的でイメージつきやすいんですけどね。
ならば「Z世代」に具体的な名称をつけるとすれば? 「インスタ世代」とか「TikTok世代」あたりかな。
でも、流行り廃りも激しいからなぁ…。
◆プログラム 性格判断 できるかも (ぺぺぺん)
こちらはプログラマーによるマニアック川柳。
プログラムのロジック以外にも、改行、スペースの空け方、コメントの残し方などに、
個々人の性格が表れてしまうんだとか。
その業務を前任から引き継いだ新担当者は、それをそのまま継承するのか、あるいは自分のスタイルに書き換えるのか。
そこにもプログラマーの性格が反映されそうです。
◆丸形を 四角に作る スイカの実 (わこ)
元々は冷蔵庫に入れやすいようにと商品開発された、大きなサイコロ状の「四角スイカ」。
近年は食用ではなく観賞用としての需要が高まり、お値段はなんと1個1万円は下らないとか。
熟す前に収穫しているため1年ほどは腐らないそうですが、まだまだマニア以外には手が出せないシロモノであることに
間違いありません。四角以外では、ハート型やピラミッド型のスイカもあるそうですよ。
佳作に選出された作品を投稿いただいた皆さまには、Tポイント500ポイントをプレゼントいたします!

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