復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2004/03/11(返答 4件)
受付中
山の鬼(?妖精?)3人と子供が不思議な世界で遊ぶお話
初めて投稿するので右も左もまだわかっておりませんが
昔からどうしても思い出したい・もう一度読みたい絵本があって投稿しました。
既出の質問かもわかりませんが 下にその絵本の内容のイメージなど
書いておきますので わかる方いらっしゃいましたら ご一報ください。
【読んだ時期】
今から約20年前(1980年代始め~中頃)
【内容】
主人公の子供(男の子)が、山へ遊びに行って山にいる子供の妖精(?)3人と遊ぶお話です。
妖精のような鬼のような、子供の姿をしたイキモノでした。
呪文みたいなのを木に向かって叫ぶと、不思議な世界にいけることが出来、
それぞれ3人の子供妖精(?)と遊ぶ内容です。
3人の子供妖精は別々の遊び方で主人公の子供と遊びます。
3人それぞれの遊び方は忘れましたが、一人は火を使って、一人は
水晶玉のようなもので遊んでいました。
残り一人は思い出せません。
強く印象が残ってるのは ページいっぱいにシャボン玉のような
綺麗な玉で遊んでる子供の姿です。(上に水晶玉と記載していますが・・・)
遊び終わると元の木の下に主人公の子供が立っていて、
その呪文をすっかり忘れているという内容です。
最後は 主人公のお母さんに「ご飯が出来たから帰ってきなさい」か
「早く帰るわよ」みたいなことを言われて終わりです。
【絵のタッチ】
ポップ系ではなく どちらかというと暗い色使いで(シャボン玉のシーンは鮮やかでした)
水彩絵の具で書いてあったように記憶しています。
【読んだ場所】
参考にならないかもしれませんが 当時は兵庫県に住んでおり
姫路で読みました。
当時3歳ぐらいだったので よく覚えてはいないのですが
もう一度 どうしても読みたいのです。
本の名前・著作者・まだ売っているか・出版社名・本の金額etc
どれでもいいのでわかる方、もしくは「これではないですか?」という方も
是非 お返事ください。
宜しくお願いいたします<(_ _*)>
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回答
No.1「めっきらもっきらどおんどん」?、でも違うような気も・・・
めっきらもっきらどおんどん
長谷川摂子(文) ふりや なな(絵)
福音館書店 1985年
書き込みを読んで、ぱっと思いついたのは、この本。
ただ、遊ぶ相手は子どもではなかったような・・・
それに、シャボン玉のシーンがあったかどうか・・・
4人(?)で一緒に遊んでいたような気も・・・
この本だったら、絶版になってはいないのと、たいていの図書館にはあるはずなので、手に取ってみるといいかもしれませんね。
その前に、ネットで検索をかけて、表紙の絵やストーリーを確認してみるといいかもしれません。
違っていたらごめんなさいね。
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回答
No.2イッパイアッテナさん
本当にありがとうございます。
タイトルを読んで思わず「それだ!!」って叫んでしまいました。
今 記憶をたどりつつネットで検索し、間違いないことを確認しました。
まさしくこの絵本です。
本当にずっと、その本をもう一度手に取りたかったので、
書き込みをみたとき思わず涙が出てしまいました。
私にとってこの本は、ずっと探し続けていて ある人からたまたまこのサイトを教えていただき、書き込みをしたその日にわかるとは思ってもみませんでした。
記憶の片隅に「本の題名はその子供が言った呪文だった気が・・・」っていうのがありましたが、それも書いておけばよかったですね。
記憶のたどたどしい文章でわかる方がいるってネットの力はすごいと
改めて実感いたしました。本当にありがとうございます。
早速 取り寄せて思う存分に読み 山に行ったときには呪文を
となえて童心に戻りたいと思います。
感動のあまり 稚拙な文章になってしまったことをお許しください。
本当に本当に感激しております。ありがとうございました。 -
回答
No.3私もうれしいです
お探しの本だったと聞いて、本好きの私としても、とてもうれしいです。
懐かしい本は、本そのものにも思い出がありますが、
それ以上に、その本の向こう側にある、
その本を手渡してくれた人のことや、
その本を読んだ当時の出来事が、一緒に思い出されることにも、
とても意味があるように思います。
セチアさんも、この「めっきらもっきらどおんどん」の本と一緒に、この本を読んだ当時のことが思い出されているのではないでしょうか。
本好きの私としては、自分がおもしろかった本を、友だちでも、家族でもいいので、伝えてもらえたらな・・・と思います。
伝えることが、本好きを増やすことにつながるし、良い本が、読み継がれていくことにつながると思うのです。
でも、何より、自分の好きなことが、誰かの役に立ったということがうれしいです。
おたずねの本があって、「そのストーリーの本、私も読んだ!」と思っても、情報が少なくて、タイトルが出てこないことが結構あります。
セチアさんは、詳しく書いて下さってあったので、違うかもしれないけれど・・・と思いつつも、とりあえず書き込んでみました。
「セチアさんの想い」が、再会についながったように思います。 -
回答
No.4イッパイアッテナさん
お返事が遅れまして申し訳ありません。
何度も途中まで書いたのですが、そのたびに邪魔が入り
途中で投稿するのも失礼なので時間があいてしまいました。
でも 私の中で本のタイトルがわかった喜びはまだ光り輝いています。
大袈裟ですがそれぐらいこの掲示板を見るたびに元気が出てきます。
イッパイアッテナさんが書き込みをして頂いた通り、
当時の状況や気持ちが鮮やかに蘇って来ました。
それはとても意味があることですよね。
初めて読んだときのドキドキ感、私がこの世界に行ったらまず
どんな遊びをしてどんなことを話そうか、私だったらこの呪文は絶対に
忘れないとか・・・。
実際 見事にその呪文は忘れてしまいましたが・・・。(笑)
この絵本のことを今までいろいろな人に教えてあげたかったのですが
これでいろいろな方にまたお勧めできますね!
今まで「好きな○○はなんですか?」という質問には
自信がなく適当に「●●です」と答えてまいりましたが、
「好きな絵本はなんですか?」の問いには自信を持ってタイトルを言えそうです。
「もちろん めっきらもっきらどおんどんです!!」と。
ちなみに私はこの絵本の中に出てくる鬼さんで「おたからまんちん」が
特にお気に入りで【ビールの王冠】を交換のためだけに集めていた記憶があります。ビールを缶でしか飲まないお父さんに駄々をこねてしまったのも
思い出しました。
【本の題名】というモノだけでなく 【きっかけ】【思い出】【良き縁】まで
いろいろな方に頂きました。
本当にありがとうございます。
こうやって掲示板に当時の思い出を振り返りつつ書き込みをするのも
とても楽しいですね。
私も他の方に「うれしい」と喜んでいただけるようなことを
したいと思っています。
いつになるかはわかりませんが、良き縁も受け継ぎたいですね。
何度も書き直しているうちに文章がどんどん変になっていくのを
自分で感じます。(まだ興奮してるんですね笑)
でも このたびは本当に本当にありがとうございました。
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