復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
-
2000/09/21(返答 4件)
受付中
キーワードがジャケツの詩
1970年代後半の高校の国語の教科書にあったと記憶します。
労働者の悲哀を謳ったような詩で、”うどんのような油を流し込む”とか、”ジャケツ、ジャケツと言いながら”と言った節があったと思います。作者・題名・収録図書をご存知の方はいらっしゃいませんか?
-
回答
No.1安部公房?
ちがってたらごめんなさい。
もう、見つけられたでしょうか?
安部公房の作品の中にあった気がします。
わたしはなにかのアンソロジー(「不思議な話」のような)で読んだのですが、
労働運動をしている息子の母が糸を紡ぐ間に(ジャケツを編む間に??)
折りこまれてしまい、、、というようなシュールさが妙に記憶にあります。
違うでしょうか。
2000/12/21
-
回答
No.2Re: 安部公房?
> 安部公房の作品の中にあった気がします。
しゅけさんがおっしゃっているのは、
↓のページにある『詩人の生涯』でしょうか。
http://www.horagai.com/www/abe/bunko.htm
新潮文庫の『水中都市・デンドロカカリヤ』 というのに入っているらしいです。
『詩人の生涯』は川本喜八郎という人がアニメにもしているらしくて、
http://www1.odn.ne.jp/~cak30880/hiho/hiho-anime/kawamotokihachirou.htm
ここにあらすじがちょっと書いてあります。
実はわたしも教科書かなにかで
ジャケツ ジャケツと繰り返す「詩」を読んだ気がして、
なんだったかなーと気になっているのですが、
詩人の生涯ではなかったような……ああ、でも思い出せません。
ひょっとしたらこれなのかも(『詩人の生涯』は読んだことがないもので)。
2000/12/21
-
回答
No.3Re: Re: 安部公房?
みょーに気になるので、別のところでも聞いてみたところ、
「うどんのような油」はわからないけれど、
やはり安部公房に「ジャケツ ジャケツ」が出てくるということでした。
何かわかったらまた来ます(^^;
2000/12/22
-
回答
No.4Re: Re: Re: 安部公房?
どうやらuzuki anna さんがお探しのやつは安部公房の『詩人の生涯』であってるみたいです。
詩ではなく、短編小説らしいんですが、
冒頭に「1日に2回うどんのような油を入れて」
後半に「それ(雪)はジャケツ、ジャケツと鳴って降った。」
とあるそうです(人に聞きました(^^;)。
今度わたしも読んでみよっと。
2000/12/23
次の画面へお進みください