復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2003/02/09(返答 2件)
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床下の母に知恵を借りる…子供向けむかし話
かなり昔に読んだ民話風のお話です。舞台は日本、もしくは中国、お殿様の命令は絶対、という時代です。
お殿様が国中の年寄りをすべて追い出せ、とおふれを出します。けれども孝行者の男は自分の年老いた母を追い出すことがどうしてもできずに床下にかくまいます。
ある時、男はお殿様に難題を突きつけられます(ここのところ、直接なのかまたおふれの形で出されたのかは覚えていません)。とほうにくれた男は床下の母に相談します。母親の言うとおりにすると見事その難題は解決!
その後もお殿様の無理な注文に見事にこたえつづけ、褒美をいただくことになるのですが、なんでも望みのものを、という殿様に再び母の知恵を借りた男が願い出た褒美とは…?
覚えている難題は2つです。
1.灰で縄をなう
2.曲がりくねったたくさんの管に紐を通す
その解決法と褒美の内容はまたあらためて。
なにしろずいぶん昔の記憶なので勘違いしている部分もあると思います。ちょっと違うけれどもしかして…、という情報もぜひお寄せください。お願いいたします。
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回答
No.1RE:床下の母に知恵を借りる…子供向けむかし話
タイトルは「姥捨山(うばすてやま)」ですね。
ドコモの電子図書館に話の内容がありましたのでアドレスを貼っておきます。
http://www.digital-lib.nttdocomo.co.jp/data/c/html/B1_00235.html
2003/02/09
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回答
No.2これです!!
> タイトルは「姥捨山(うばすてやま)」ですね。
> ドコモの電子図書館に話の内容がありましたのでアドレスを貼っておきます。
>
> http://www.digital-lib.nttdocomo.co.jp/data/c/html/B1_00235.html
これです!!ありがとうございます。久しぶりの再会で本当にうれしいです。
もうひとつの、棒の先と根元を見分けるという問題も思い出しました。
ただ、わたしの覚えていたご褒美はちょっと違いました。
男は、金の粒を、碁盤の1マス目に1粒、2マス目に2粒、3マス目に4粒…、と倍々で置いていったものをお願いしなさい、と言った老母の言葉どおりにお殿様に願い出ます。お殿様は、欲のない男だ、とさっそく碁盤を持ってこさせ、その上に金の粒を置いていきます。4マス目に8粒、5マス目に16粒…、11マス目に1024粒?まだまだマス目はたくさん残っているというのに、あっというまに蔵は空っぽになってしまいました。
困ったお殿様の顔をうかがっていた男がすすみ出て、実は…と、あのラストシーンにつながる、というわけです。
今となっては、どこでこのお話を読んだのかまるでわかりませんが、あらためて読み返すことができてよかったです。
本当にありがとうございました。
興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひ、上記に紹介いただいているアドレスで全文をお読みください。と、いうことで、これ以上のネタバレは自粛させていただきます。
2003/02/10
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