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あの本のタイトルが知りたい

  • 2003/02/06(返答 5件)

    受付中

    結核にかかった女の子たちの話です

    九年前に小学校の図書館で読んだ本なのですが、タイトルも著者も、残念ながら良く覚えていません。受験を控えた主人公の意識が、いつのまにか戦時の結核にかかった少女の意識にすりかわっている、というものです。病室には他に二人の結核の少女がいて、その内の一人には、アメリカ兵の恋人がいます。痰を吐く壷などが出てきて、結核の恐さに衝撃を受けました。もう一度読みたいので、ご存知の方はどうかお知らせ下さい。


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  • 回答
    No.1

    多分これでは

    「こどもの本」(URL下記参照)で、フリーワード「結核」とジャンル「文学」で検索したら次の図書がヒットしました。多分これじゃないでしょうか。


    新こみね創作児童文学
    『ふたりの愛子』
    堀内純子 作 中村悦子 絵
    小峰書店   NDC913   22×15   本体 1600 円  256頁   上/   1992年   ISBN4-338-10702-2
    敗戦後,旧満州から引き揚げてきた愛子は,肺結核という病気とたたかう15歳の少女。明るく生きるうちにもうひとりの自分と出会う。
    (上記サイトより原文のまま)

    参考URL:http://www.kodomo.gr.jp/kensaku.html


    2003/02/12

  • 回答
    No.2

    RE:結核にかかった女の子たちの話です

    > 受験を控えた主人公の意識が、いつのまにか戦時の結核にかかった少女の意識にすりかわっている

    はじめまして。なんふぁと申します。
    お探しの本は、おそらく
    『ルビー色の旅』堀内順子(講談社 1987年)
    だと思われます。
    以下、簡単なあらすじを記しますので参考まで。

    めぐみは、希望の高校に落ちてふさぎこんでいる。
    壁にかかった少女の絵も、そんなめぐみを責めているような気がする。
    めぐみは、男友だちからも逃げまくっている内に、ある場所をくぐってしまう。
    気がつくと、めぐみは、戦後まもない世界にさまよいこみ、もう一人のめぐみになっていた。
    それは、あの絵の少女だった。
    めぐみは、結核病棟で寝たきりの生活をはじめる。
    部屋は重度の患者ばかりが集い、みんな、死を待つばかりの身だった。
    めぐみのとなりに新たな患者がやってくる。それは、父の先妻・薫だった。
    めぐみは、薫にはげまされ、最後の生を燃やそうとする。
    だが、頭にも結核菌が回ったと思われたそのとき、めぐみは、だれかに手を引かれ、 現代にもどる。
    過去の世界にいっている内に、都立高校の受験日はすぎていた。
    めぐみは、その後のめぐみと薫を、父の書棚のうしろにあっためぐみの遺品から知ることとなる。
    めぐみは、自分の生き方を見直し、高校にいかず働くことを宣言する。
    家族は大反対する。
    ついに自分の主張をおしきっためぐみは、姉の嫁ぎ先の診療所で働けることとなる。
    姑は、あの結核病棟で世話になった看護婦だった。
    すべてが、ひたむきに生きた絵の少女、めぐみに導かれた出会いだったのか。

    現在、書店で購入するのは、難しいかも知れません。
    図書館などで借り出してみて下さいね。
    もしもお役に立てたなら嬉しい限りです。


    2003/02/13

  • 回答
    No.3

    変換ミスりました

    > 『ルビー色の旅』堀内順子(講談社 1987年)

    正しくは堀内純子さんです。
    単純なミスとは云え、申し訳ないっ!(^-^;;


    2003/02/13

  • 回答
    No.4

    RE:RE:結核にかかった女の子たちの話です

    > > 受験を控えた主人公の意識が、いつのまにか戦時の結核にかかった少女の意識にすりかわっている
    >
    > はじめまして。なんふぁと申します。
    > お探しの本は、おそらく
    > 『ルビー色の旅』堀内順子(講談社 1987年)
    > だと思われます。
    > 以下、簡単なあらすじを記しますので参考まで。
    >
    > めぐみは、希望の高校に落ちてふさぎこんでいる。
    > 壁にかかった少女の絵も、そんなめぐみを責めているような気がする。
    > めぐみは、男友だちからも逃げまくっている内に、ある場所をくぐってしまう。
    > 気がつくと、めぐみは、戦後まもない世界にさまよいこみ、もう一人のめぐみになっていた。
    > それは、あの絵の少女だった。
    > めぐみは、結核病棟で寝たきりの生活をはじめる。
    > 部屋は重度の患者ばかりが集い、みんな、死を待つばかりの身だった。
    > めぐみのとなりに新たな患者がやってくる。それは、父の先妻・薫だった。
    > めぐみは、薫にはげまされ、最後の生を燃やそうとする。
    > だが、頭にも結核菌が回ったと思われたそのとき、めぐみは、だれかに手を引かれ、 現代にもどる。
    > 過去の世界にいっている内に、都立高校の受験日はすぎていた。
    > めぐみは、その後のめぐみと薫を、父の書棚のうしろにあっためぐみの遺品から知ることとなる。
    > めぐみは、自分の生き方を見直し、高校にいかず働くことを宣言する。
    > 家族は大反対する。
    > ついに自分の主張をおしきっためぐみは、姉の嫁ぎ先の診療所で働けることとなる。
    > 姑は、あの結核病棟で世話になった看護婦だった。
    > すべてが、ひたむきに生きた絵の少女、めぐみに導かれた出会いだったのか。
    >
    > 現在、書店で購入するのは、難しいかも知れません。
    > 図書館などで借り出してみて下さいね。
    > もしもお役に立てたなら嬉しい限りです。

    タイトルが分からず困っていたひらです。
    なんふぁさんが詳しいあらすじを書いてくださったおかげで、「この本だ!」と確信することが出来ました。嬉しくてたまりません。早速今日にでも図書館へ行って探してみようと思います。
    ご協力して頂き、本当に有り難うございました。


    2003/02/13

  • 回答
    No.5

    RE:多分これでは

    > 「こどもの本」(URL下記参照)で、フリーワード「結核」とジャンル「文学」で検索したら次の図書がヒットしました。多分これじゃないでしょうか。
    >
    >
    > 新こみね創作児童文学
    > 『ふたりの愛子』
    > 堀内純子 作 中村悦子 絵
    > 小峰書店   NDC913   22×15   本体 1600 円  256頁   上/   1992年   ISBN4-338-10702-2
    > 敗戦後,旧満州から引き揚げてきた愛子は,肺結核という病気とたたかう15歳の少女。明るく生きるうちにもうひとりの自分と出会う。
    > (上記サイトより原文のまま)

    今日、本のタイトルがわかりました。残念ながら教えていただいた本とは違いましたが、ご協力を感謝致します。


    2003/02/13

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