あの本のタイトルが知りたい

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• 2002/12/02（返答　4件）

  受付中

  

  駅員の境遇を

  こんにちは。中学の国語か道徳の教科書に載っていたと思うのですが、こんな話、どなたかご存じありませんか。
  ある日、少年は自宅にきた親戚の金持ちの叔父さんに帰りの汽車の切符購入を頼まれ、一円札を預かります。駅に行って用を済ませた少年は、おつりが多いことに気付いて、このままくすねてお気に入りのナイフを買おうか、と思うのですが、切符を売った若い駅員の疲れた顔、そしてその駅員の境遇を想像し、
  （少年は勝手にその駅員に病気の母親がいて、帰宅すると若い駅員が母親の体温を図って溜め息をつくところまで想像してしまう）
  やはり返そうと窓口に行き、おつりを返します。いいことをした、と嬉しくなって帰宅した少年だが、逆に怒られてしまう。実は叔父さんから預かったのは千円札で、おつりが多いと思ったのは少年の思いこみだった。
  というお話です。
  現在三十路の私が中学生のころですから、十ウン年前になろうかと思いますが、著者など詳細を知りたいのです。先日出版された「教科書でおぼえた道徳」文春ネスコ刊　にも載っておらず、
  途方に暮れているところです。どうぞよろしくお願いします。