復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2002/10/09(返答 8件)
受付中
マッチをする青年の・・
児童向けのお話だと思います。
ある日汽車に乗り合わせた老紳士と学生風の青年。青年は老紳士の向かいの席でマッチを刷り続けます。一本また一本・・。浪費されるマッチに見かねた老紳士は青年をとがめ、諭します。青年が降車する際、メモを老紳士に残します。メモには「自分はこれから危篤の母に会いに郷里に帰るところだ。マッチを擦っている間は母が生きていてくれると思うことができそうだったので・・」とあり、老紳士はただ黙ってメモを見つめるだけ・・というお話です。あらすじはハッキリとおぼえているのですが、題名、著者、収録本がまるで思い出せません。ご存じの方いらっしゃいましたら、お教えください。
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回答
No.1ちがうかも
壺井栄さんの「一本のマッチ」とは違いますか?
2002/11/09
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回答
No.2RE:ちがうかも
> 壺井栄さんの「一本のマッチ」とは違いますか?
>
『一本のマッチ : 私の人生遍歴』(朝日新聞社, 1955)は、壺井栄のエッセイなので、違うと思われます。同名の作品の中身を見ましたが、青年も、老人も、マッチも出てきません。やはり違うようです。
2002/11/11
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回答
No.3うれしいです
情報、寄せてくださってありがとうございます。とってもうれしかったです。
私も投稿したあと、調べたりしているのですが、未だにわかりません・・。
ご存じの方いらっしゃったらまたお願いいたします。
2002/11/12
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回答
No.4国語の教科書で
国語の教科書、確か中学1年か高校1年の教科書に載っていました。
他の作品をやっていた授業中に読んで、感動しました。
確か作者は永井龍男だったと思います。
この方が亡くなった時、新聞に載っていて、あの作品の作者だ、と思ったことがあります。
教科書に載っている作品だから、誰か書き込むと思っていたのですが……。
2002/11/12
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回答
No.5RE:国語の教科書で
> 確か作者は永井龍男だったと思います。
となると、「出口入口」か、「胡桃割り」のどちらかですね。
「出口入口」現代文(右文書院, 1995)
「胡桃割り」国語I 改訂版 (筑摩書房, 1997)
???さん、どうでしょう?
教科書掲載作品情報は、「早稲田大学国語教科書データベース」から得ました。
参考URL:www.dept.edu.waseda.ac.jp/textdb/
2002/11/13
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回答
No.6RE:RE:国語の教科書で
> > 確か作者は永井龍男だったと思います。
>
> となると、「出口入口」か、「胡桃割り」のどちらかですね。
> 「出口入口」現代文(右文書院, 1995)
> 「胡桃割り」国語I 改訂版 (筑摩書房, 1997)
>
両作品とも違っていました。で、分かりました。
『永井龍男全集』第2巻(講談社, 1981)に掲載されている「マッチ」という作品でした。いつ頃教科書に掲載されていたのだろう?
2002/11/13
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回答
No.7もう教科書に載っていないのですか
作者名は覚えていたのですが、タイトルは忘れていました。
『マッチ』とは、そのままのタイトルですね。
現在、マッチはなくなりつつあります。
古きよき時代の名短編でしょう。
鴎外や漱石といった文豪の作品も国語教科書から消えつつあると言われています。
私が教科書で読んだのは、作者が亡くなる少し前だったと思うのですが……。
教科書に載る作品も、移り変わっていくのでしょう。
2002/11/13
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回答
No.8ありがとうございました
korede-doさん、???さん、ありがとうございました。
もうきっとダメだろうなぁ・・と思っていたので、うれしくって、拝見したときには涙ぐんでしまいました。私は田舎暮らしなので図書館も書店も充実していないのですが、何とか探して読んでみようと思います。お話にありましたが、だんだん時代にそぐわない名作が消えていくというのは寂しいですね・・。
本当にありがとうございました。
2002/11/27
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