復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2002/09/26(返答 2件)
受付中
25年以上前の少女誌 義兄にレイプされた少女と特殊部隊を脱走した少年
多分1977年前後に発売された少女コミックかマーガレットだったのではないかと思いますが不明です。読みきりではなく前後編か連載です。アメリカ(某国)の戦闘中(ベトナム戦争?)
に焼かれた村で生き残った男の子を指揮官が国に連れ帰り、男の子は特殊部隊で戦闘訓練を受けます。しかし、運動能力が優れた少年は訓練センターから脱走します。
1人息子のいる家に引き取られた少女は1人息子(義兄)にレイプされ家から逃げます、それから放心状態の少女は花屋(園芸?)の老人に保護され一緒に生活をはじめます。
数年後に少女と脱走した少年は出会います。
街中で少年と少女が歩いている時に女連れの義兄と再会します。
丁度その様子を脱走した少年を探索中の指揮官と部下が見つけますが義兄に簡単に殴られた様子を見て少年ではないと判断しますが、直後に少年が突進する自動車を飛び越えた身体能力の高さを見て少年だと確信します。ここで終わりです。掲載誌とタイトル、作家を教えてください。
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回答
No.1『故国の歌は聞こえない』では?
> 多分1977年前後に発売された少女コミックかマーガレット
河あきらさんの『故国(ふるさと)の歌は聞こえない』
(1976年別冊マーガレット4~9月号連載、マーガレットコミックスで全2巻)
ではないかと思います。
> 1人息子のいる家に引き取られた少女は1人息子(義兄)にレイプされ家から逃げます、それから放心状態の少女は花屋(園芸?)の老人に保護され一緒に生活をはじめます。
> 数年後に少女と脱走した少年は出会います。
この少女が、作中のヒロイン『沙代』と一致します。ご指摘の「街中で義兄に再会する→自動車を飛び越える」シーンも確かにあります。
あらすじは、およそ次のとおりです。
主人公の青年はセーレン・リアン18歳、B国諜報部員。B国人を父に、日本人を母にもつ。
諜報部員をしていた父は組織を裏切った罪で殺され、その息子セーレンは母の助命を条件に自分も組織に身を置いていたが、母の願いを胸に、諜報活動中に日本へ行く機会を得て組織を脱走、祖父(母の父)を探すべく日本へやってくる。ケガをしてかくまってもらった花屋の孫娘で、母と同じ名前である沙代(ただし母は漢字違いで『小夜』)と出会う。
※実はこの花屋の老人こそ、実は母の父で清の実の祖父であったと、清が花屋を出ていったのち老人が脳溢血で急死し、沙代が遺品の整理をしていて判明します。
その後セーレンこと日本名・和泉 清(せい)と沙代とを軸に、清の保持する機密(マイクロフィルムだった気が…)を追ってきた、もと同僚の腕利き諜報員(男性に見えるが実は女性)に清が銃で撃たれたり、義兄とGFがフィルムを手に入れてB国諜報員に殺されたり、と続いていき、ラストはけっこう暗いです。
お役にたてれば幸いです
2002/09/26
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回答
No.2RE:『故国の歌は聞こえない』では?
> 河あきらさんの『故国(ふるさと)の歌は聞こえない』
> (1976年別冊マーガレット4~9月号連載、マーガレットコミックスで全2巻)
> ではないかと思います。
貴重な情報を教えていただきありがとうございます。
こんなに早く判明するとは思いませんでした。
この本の詳細が判っただけでもパソコンを買った甲斐があります。
> この少女が、作中のヒロイン『沙代』と一致します。ご指摘の「街中で義兄に再会する→自動車を飛び越える」シーンも確かにあります。
このマンガを読んだのは歯医者の待合室でした。
傷みも有ったように記憶しています。
発売から1年くらい経った本だったのですね。
> あらすじは、およそ次のとおりです。
>
> 主人公の青年はセーレン・リアン18歳、B国諜報部員。B国人を父に、日本人を母にもつ。
> 諜報部員をしていた父は組織を裏切った罪で殺され、その息子セーレンは母の助命を条件に自分も組織に身を置いていたが、母の願いを胸に、諜報活動中に日本へ行く機会を得て組織を脱走、祖父(母の父)を探すべく日本へやってくる。ケガをしてかくまってもらった花屋の孫娘で、母と同じ名前である沙代(ただし母は漢字違いで『小夜』)と出会う。
> ※実はこの花屋の老人こそ、実は母の父で清の実の祖父であったと、清が花屋を出ていったのち老人が脳溢血で急死し、沙代が遺品の整理をしていて判明します。
> その後セーレンこと日本名・和泉 清(せい)と沙代とを軸に、清の保持する機密(マイクロフィルムだった気が…)を追ってきた、もと同僚の腕利き諜報員(男性に見えるが実は女性)に清が銃で撃たれたり、義兄とGFがフィルムを手に入れてB国諜報員に殺されたり、と続いていき、ラストはけっこう暗いです。
>
> お役にたてれば幸いです
>
当時、8歳でしたから大雑把にしか記憶してなかったようです。
早速、週末に古本屋を回って探してみます。
ありがとうございました。
2002/09/26
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