復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2002/09/22（返答 1件）
受付中
戦争ものの児童文学？
白いブックカバーの本で、何冊あるかは忘れましたが、～全集みたいな感じで同じブックカバーで統一されてる本でした。そのうちの一つに、原爆の後遺症で顔にケロイドができている女の子が主人公の女の子が住んでいる所に引っ越してきて、やがて原爆の後遺症で死んでしまうと言う内容があったと思います。「カマキリの～」と言う題名だったと思いますが昔の事なのであまりあてになりません。そのほかに、百メートル道路？や大根の臭いの屁がこける男の子なんかが出てきたと思います。
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回答
No.1大根屁の話だけなら・・・
もしもケロイドや100メートル道路の話を含めひとつのストーリーでしたらおそらく間違っていると思いますが、「大根の臭いの屁」だけで一つの短篇になっているのなら、新美南吉の「屁」という作品が思い浮かびます。
主人公の少年のクラスに「屁こき虫」と呼ばれバカにされている少年がおり、ときどき授業中に一発やる。（またそれを「今日は大根屁だ」「いも屁だ」などと得意げに吹聴するやつもいるわけです。）ある日主人公がほんとはオナラをしてしまったのですが、「屁こき虫」のやったことになり、いつものこととして終わってしまい、主人公も恥ずかしくて白状しそびれる。以来、「ほんとは別の誰かがやったことかも」「世の中もこういったものなのではないか」という、疑念と諦観がうまれるという話です。
その全集にも心当たりはありませんが、ご参考までに。
2002/09/28
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