復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2002/04/12(返答 4件)
受付中
超能力ものの海外SF
海外物(アメリカ?)のSFだったのですが、初めて私が読んだ時は、児童向けの推理・SF全集の一つとして収録されていました。
(このシリーズには他にも「ABC殺人事件」「エジプト十字架の秘密」「黒いカーテン」などの作品が、子供向けの平易な文章で収録されていました。基本的に推理・ミステリーが中心で、SFものはシリーズの後期に入ってました)
内容は、超能力を持った青年が、やはり超能力者の女性と出会い、自分たちを狙う悪の組織と戦いつつ、最後は地球の危機を救う為に月にまで行って、そこで力尽きるという内容だったと思います。ラストは月面の鉄のプレートに「世界を救った英雄、ここに眠る」というようなメッセージが彫られていて、それが二人の墓標になった、というものでした。
20年以上前に学校の図書館で読んで以来、このラストシーンが忘れられず、もう一度読んでみたいと思ったのですが、さすがにこの全集自体が絶版になってしまっているらしく、タイトルすら見つけることが出来ません。原作(大人向けに書かれた方)でも、最初に読んだ頃のようなジュブナイル化された方でもかまいませんので、心当たりのある方、よろしくお願いします。
参考URL:http://members.tripod.co.jp/tenkawa/
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回答
No.1RE:超能力ものの海外SF
なつかしー。
お探しの本はおそらく
岩崎書店 SF子ども図書館 4
ハインライン「超能力部隊」
と思われます。
高速語(発音を圧縮(?)して喋る)の訓練をして
「「遠くの地平線は近くに引き寄せられない」って言ったのよ」
ってヤツですよね。
ミステリーというかSFばっかりのジュブナイルシリーズ
ですね。子供のとき死ぬほど読みました。
「超人の島」「合成人間ビルケ」「宇宙から来た刑事」…くー!
下記URLで表紙は確認できると思います。
http://geojweb02.geocities.co.jp/Hollywood/4056/gallery/iwasa01.html
現在は入手困難なようですね。でも大きめの昔からある図書館だったら
読むのは可能ではないかと思うのですが。
ご参考になれば幸いです。
2002/04/13
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回答
No.2深淵
私もこれ、凄く探したんですよー。
「超能力部隊」は見つからなくて、でも、元になった短編を見つけました。
確か「失われた遺産」という短編集(ハヤカワ文庫)に入っている「深淵」という短編が、このジュブナイルの元ネタです。
読んでみたら、話の内容は同じで、懐かしかったです。
こちらなら普通の本屋で入手可能と思われます。
2002/04/14
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回答
No.3RE:超能力ものの海外SF
> なつかしー。
> お探しの本はおそらく
> 岩崎書店 SF子ども図書館 4
> ハインライン「超能力部隊」
> と思われます。
原作はいっしょですが、元記事の人が探しているのは
岩崎書店の『超人部隊』(『超能力部隊』)ではなくて
あかね書房の「少年少女 世界推理文学全集」の
『人工頭脳の怪/ノバ爆発の恐怖』
の方です。
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/ed-fuji/column-akane.html
http://ekisai.tripod.co.jp/b/0005.html
2002/04/16
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回答
No.4ありがとうございます
> > なつかしー。
> > お探しの本はおそらく
> > 岩崎書店 SF子ども図書館 4
> > ハインライン「超能力部隊」
> > と思われます。
>
> 原作はいっしょですが、元記事の人が探しているのは
> 岩崎書店の『超人部隊』(『超能力部隊』)ではなくて
> あかね書房の「少年少女 世界推理文学全集」の
> 『人工頭脳の怪/ノバ爆発の恐怖』
> の方です。
ああ、そうです! 「ノバ爆発の恐怖」です! 思い出しました!
私が読んだのはあかね書房の方ですが、HFVさんの書き込みにあった
> 高速語(発音を圧縮(?)して喋る)の訓練をして
> 「「遠くの地平線は近くに引き寄せられない」って言ったのよ」
という描写も確かにあったので、原作は同じで間違いないと思います。
それにしても、同じ原作でもいろんな出版社やタイトルで出ているものなんですね。
原作の方も併せて、探してみる事にします。
皆様、本当にありがとうございました。
参考URL:http://members.tripod.co.jp/tenkawa/
2002/04/16
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