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復刊ドットコム相談室

あの本のタイトルが知りたい

  • 2002/01/05(返答 3件)

    受付中

    恋した少女が、幽霊だったか霊体だったか・・

    15年程前の文庫本で、学校で少年が少女と出会います。少年は新聞部だったか放送部だったか・・。その少女に少年は恋をしますが、その少女はなんとなく不思議な子。最後のほうで、その少女は病気か事故で植物人間状態(だったかな?)だとわかります。今まで出会っていたのは、その子の幽霊(霊体?)だったのです。
    確か続編があって、「あの世」に行った少女が、なぜかこの世に現れました。次元トンネルみたいなのが開いてしまったせいで・・。おかげでこの世に、うる星やつらのラムちゃんや吸血鬼やいろいろなものが流れてきてしまいました。少女に会えたのはうれしいのですが、もう彼女が戻れる肉体はないしこのままでは世界がめちゃくちゃになってしまう・・。もう彼女に会うことはできなくなってしまいますが、トンネルをふさぐことに・・・・。
    こんな内容の話だったと思います。
    文庫本を読んだことがなかった私が、初めて文庫本に触れた作品です。タイトルを忘れてしまったのがとても悔しいです。心当たりのある方、教えていただければうれしいです。よろしくお願いします!



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  • 回答
    No.1

    「ハレーション・ゴースト」では?

    朝日ソノラマのソノラマ文庫から1985年にでた、笹本祐一先生の「ハレーション・ゴースト」ではないでしょうか?

    全寮制の高校で、学校祭のために自主制作の映画を撮影している最中に、沖田という少年が氷島陽子という少女と出会うが、彼女は神出鬼没で、三階の窓の外を通りすがったり、突然消えたりする。
    学校中に妖精が出現したり、寮に吸血鬼や雪女が現れたり大騒動になった末、実は彼女が交通事故で昏睡状態であり、沖田の前に現れたのは彼女の生き霊だったことが判明。彼女が沖田に片想いしていたために、彼の前に現れてしまい、そのためにほかの怪奇現象も起こったのだった。
    結局陽子は死んでしまい、彼女は沖田の記憶を消して、消えてしまう。

    しかし、学校祭当日、沖田が彼女のことを思いだしたことで、空間にあいた「穴」が再び広がってしまい、陽子も戻ってきてしまい、さらには日本中で、ゴジラが現れたり王蟲の大群が暴走したり、前回を上回る怪奇現象が起こりまくる。
    沖田と仲間たちは、案内人と呼ばれるあの世への道案内役に導かれ、穴をふさぎに行く。

    という内容で、前半と後半、併せて一冊の文庫本にまとまっています。
    これは、「妖精作戦」という4部作の2作目にあたります。
    4作すべてのタイトルは、「妖精作戦」「ハレーション・ゴースト」「カーニバル・ナイト」「ラスト・レター」。実は超能力SFなのですが、「ハレーション・・・」は独立して楽しめる作品に仕上がっています。
    笹本先生は、「ARIEL」や「星のパイロット」シリーズで現在も活躍なさっています。「妖精作戦」シリーズも、まだ手にはいると思います。
    「妖精作戦」は、いまだに根強いファンも多い作品で、活発なファンサイトも多くありますので、検索してみては如何でしょう。(実は私も、それらのファンサイトの常連のひとりです)
    わんちさんが新たなファンになられて、いつか、そういうサイトでお目にかかれたらとても嬉しいです。

    ・・・ここまで書いて、違ってたら悲しいけどね。
    長文で失礼いたしました。



    2002/01/07

  • 回答
    No.2

    ありがとうございます

    詳しく教えていただいてありがとうございます。
    もう一度読みたくて仕方がなかったのですが、本のタイトルがわからなくて困っていました。
    実はこの物語、本屋さんで立ち読みをしまくって大好きになった本です。(それくらい買えよ!!)いざ買おうかと思ったときには品切れで・・・。気が付いたときには、タイトルをすっかり忘れてしまっていたのです。早速探してみようと思います。
    ありがとうございました!!


    2002/01/14

  • 回答
    No.3

    わたしもついつい注文してしまいました

    この書き込みをみて懐かしくなり、
    EasySeek(ここ)の中古本で思わず注文してしまいました。
    久し振りに読むの楽しみです♪


    2002/02/15

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