復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2001/10/30(返答 3件)
受付中
「バスカヴィル家の犬」の翻案ものなのですが。
児童向けの、シャーロック・ホームズ「バスカヴィル家の犬」の翻案ものの、翻案者が誰だったか思い出せないのです。
小学校の図書館で、昭和50年ごろ読みました。あの本の傷みようからすると、昭和30年代に出版された本だったのではないでしょうか。版型はA5ハードカバーです。なにかのシリーズものだったらしく、表紙はオリジナルではなく、統一仕様の地味な図案(イラストのこと)でした。
本書の特徴というのは、ワトソンが「少年」という設定に変えてあったことです。
「ワトソン少年」は、ホームズの有能な助手で、まだ子供なのに物怖じすることもなくホームズに対して自分の意見を述べ、ホームズから「子供とは思えない名推理だね」なんて誉められたりもする、とてもカッコ良い少年でした。
私はホームズを本格的に読んでみたくなり、ポプラ社の山中峯太郎先生のシリーズに手を伸ばしました。そしてすぐに、なんだワトソンは大人だったんじゃないか、と裏切られたような気持ちになったのをよく憶えております。やっぱり大人はみんな嘘つきだ、と。思春期直前の少年の心はデリケートなものであります。
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回答
No.1RE:「バスカヴィル家の犬」の翻案ものなのですが。
柴田錬三郎…では?
翻案もの以外に、パロディのようなものも書いていたらしいです。
2001/10/31
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回答
No.2これでは?
ホームズ研究書では、よく出てくる話題なので、googleで「ホームズ ワトソン少年」で検索してみました。
http://www.cyborg.ne.jp/~tsuhara/aquapolis/furuhon_01_1q.html
に、
>○ドイル/朝島靖之助『名探偵ホームズ(1)』(偕成社/昭和46年)
> ――これは物々交換で入手。ワトソン「少年」が登場する。
という記述が出てきます。
同訳者による、同出版社のものではないでしょうか。
(どうも、現在は売られていないようですが)。
参考URL:http://www.hp-alice.com/
2001/10/31
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回答
No.3RE:これでは?
どうもありがとうございました。どこか、大きめの図書館に行って、「ご対面」を果たして来ようと思います。
2001/11/08
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