復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
-
2001/10/16(返答 2件)
受付中
高3の教科書「カロ」という猫が出てくる話
高校3年の時、国語の教科書に載っていた話です。「カロ」という猫がでてくる話でした。
カロという猫は、その男の部屋に上がり込み、部屋にいたキリギリスと遊び、キリギリスをエサとして食べ、好き勝手にどこかへ行き、また戻ってくるという猫でした。ある日、アパートの前を横断しようとしていたカロは走ってきたダンプカーにひかれて死んでしまいます。男は、カロの死体を片づけようともせず、どうなっていくのか観察していました。車が通るたびに小さくなっていくカロ。
一番最後は「手帳サイズのカロの顔が残り、ダンプカーのタイヤにくっついて行ってしまった。
今も東京のどこかでカロの顔がタイヤについて走り回っているだろう。
いつも好きにどこかを歩きまわっていたカロはきっと死んだ今も東京中を走れて幸せだろう」というラストで終り、だったと思います。
作者と題名を教えてください。
-
回答
No.1RE:高3の教科書「カロ」という猫が出てくる話
> 高校3年の時、国語の教科書に載っていた話です。
私の高2の時の教科書に載っていました!小説家・梅崎春生さんの「輪唱」という作品だそうです。「輪唱」は「いなびかり」「猫の話」「午砲」の三つの短編からなっています。カロの話は当然「猫の話」というやつです。三編とも暗い雰囲気ですが、結構面白かったです。出典は「ちくま日本文学全集・梅崎春生」とあります。まだ取り寄せられるようですので、探してみてください。
2001/10/16
-
回答
No.2RE:RE:高3の教科書「カロ」という猫が出てくる話
> > 高校3年の時、国語の教科書に載っていた話です。
>
> 私の高2の時の教科書に載っていました!小説家・梅崎春生さんの「輪唱」という作品だそうです。「輪唱」は「いなびかり」「猫の話」「午砲」の三つの短編からなっています。カロの話は当然「猫の話」というやつです。三編とも暗い雰囲気ですが、結構面白かったです。出典は「ちくま日本文学全集・梅崎春生」とあります。まだ取り寄せられるようですので、探してみてください。
>
ありがとうございます。早速探してみます。
2001/10/17
次の画面へお進みください