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あの本のタイトルが知りたい

  • 2001/08/25(返答 1件)

    受付中

    絵本 果実を食べて樹になってしまうお姫様

    もう30年くらい昔になります。
    小学1年生程度向けの薄い絵本で、お姫様が戦争か何かで国を追われ、船旅中にどこかの国の王子と出会い、ひととき幸せなのですが、結局一人で島に流れ着き、最後にその島の果実を食べて、池のほとりで木になってしまう、というお話です。
    いわゆるヨーロッパのお姫様ではなく、インドとかそんな感じのお姫様だったような気がします。
    「ねむの木」になってしまったような気もしますが、定かではありません。

    ずっと捜しているのですが、題名もわからず困っています。
    1965年刊の「ねむの木のはなし 」今西祐行/著 生悦住喜由/画
    と言う作品が絶版で検索されたのですが、はたして探している本かどうか分かりません。

    どなたかお心当たりあります方、どうぞ情報をお願い致します。



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  • 回答
    No.1

    「ねむの木のはなし」の内容

     「ねむの木のはなし」のあらすじを紹介します。西の国の王に仕える舞姫の娘が、ある時、王たちと一緒に船に乗るが、遭難し、船は異国にたどり着く。娘はそこで王子と出会い、見初められたため、自国の王たちが帰国する時に、人質として異国に残る。王子としあわせにくらしていたが、しばらくして、西の国の王が、「娘を返さないと国を攻める」と、再びやってきて、戦争になる。戦火をのがれて、娘は山に入り、川のほとりで、西の国の王にもらった桃色のかんざしを付けて舞い、眠りにつく。目がさめると、ねむの木になっており、桃色のかんざしは、ねむの花となった、というものです。
     「池」が「川」だったり、「果実を食べて」でなく、「眠って」など、細部が異なりますが、
    本に書かれた作者の言葉によると、昔話のリライトではなく、創作だそうですから、発行年から考えても、この本で間違いないでしょう。挿絵も中近東風の人物が描かれていました。絶版ですから、居住の図書館で探してみては?
    もし、お近くの図書館で所蔵してなくても、「予約」をすれば、他の自治体の図書館が所蔵している分を取り寄せてもらえますので、ぜひ図書館で相談してください。ちなみに、私の住む市の図書館では、この本を所蔵しています。


    2001/11/15

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