復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2001/07/10(返答 1件)
受付中
耳から煙をはくなゆたさんの話
児童書だったと思うのですが、本を探しています。
下の部分以外はまったく覚えていないのですが、内容としてはこんな感じです。
不思議な世界で汽車(?)に乗って旅をしている少年が、
停車した野原で「なゆた」という名の中年の男性と出会います。
なゆたさんはぼんやり座り込んだまま煙草を吸い続ける、えらく物忘れの激しい人です。
少年との会話の中でなゆたさんは、自分は昔耳から煙をはける人を見た、
自分もその人のようになりたいと思って、ずっとここで練習をしているというような事を言います。
少年が立ち去る時に、汽車の窓からなゆたさんの耳から立ち上る煙が見えるのですが、
なゆたさんはぼーっとしているので自分では気づきません。
どんどん汽車は動いていってしまうのでなゆたさんに教えることもできなかった、
というのが覚えているかぎりです。
そしてこれは話の最後あたりで解ったと思うのですが、
なゆたさんというのは少年自身の未来の姿です。
この掲示板が出来てすぐにほぼ同じ内容で投稿したのですが、
なぜか消えてしまっているので再度投稿しました。
どこで尋ねても見つからず、かなり切実に探しています。
些細な情報でも結構です。
参考URL:deleted
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回答
No.1懐かしい名前をみたので…
投稿が相当前なので、どうかとも思いましたが、懐かしかったので。
「ぼくの夢発、不可思議ゆき」というタイトルで、収録の本のタイトルにもなっていたと思います。
タイトルで検索したところ、本そのものの情報は…
⇒千葉尚子作/学年別こどものおはなし劇場・5年生/ポプラ社:1985年
ISBN:4591021726
ISBNの表記方法が旧式なことから、書店での入手は困難なようです
小学生当時に持っていたもので、現物はすでに手元には有りませんが、このお話で極端に大きな数字の単位を知りました。
「恒河沙(こうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議、無量大数」
主人公が唱えていた、数の単位。この不思議な響きが印象に残っていて、タイトルにあった「なゆたさん」でもしやと思いまして。
今更な書き込みですが、少しでもお役に立てれば幸いです
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