復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2001/06/19(返答 2件)
受付中
ドラゴンをなだめに行く話 「イカの塩辛」が役に立つ
二十年近く前になります。
移動図書館で借りた児童書の話です。
たしか目的は怒ったドラゴンをなだめに冒険に出たのだと思います。
ドラゴンの巣へ行くためにトロッコかなにかで地下深くの街(炭坑?)に
行ったのを覚えています。
そこで印象的だったのが、誰かが、
「ここから上を見てごらん。星が見えるだろう?
だけどここの縦穴は途中で曲がっているんだ。
科学では説明できないけど」みたいなことを言ったことです。
また、途中で沼に差し掛かったときに
多分人のようなものに襲われるのですが、
「イカの塩辛」を与えて難を逃れたりします。
そしてドラゴンの巣に辿り着くのですが、
記憶違いでなければ、巣のなかに「ハナクソ」を放り込んで一件落着という話でした。
また、この本は挿絵も印象的で、今でも覚えているのは、
暗い闇のなかを進むトロッコの絵であるとか、
先述の沼で襲ってくる人が、顔の上半分だけ水面から覗かせている絵です。
子供の頃、大変気に入っていた本なのですが、図書館の本だったので
泣く泣く返した覚えがあります。
どなたかご存じの方などいらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。
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回答
No.1RE:ドラゴンをなだめに行く話 「イカの塩辛」が役に立つ
> たしか目的は怒ったドラゴンをなだめに冒険に出たのだと思います。
> ドラゴンの巣へ行くためにトロッコかなにかで地下深くの街(炭坑?)に
> 行ったのを覚えています。
> そこで印象的だったのが、誰かが、
> 「ここから上を見てごらん。星が見えるだろう?
> だけどここの縦穴は途中で曲がっているんだ。
> 科学では説明できないけど」みたいなことを言ったことです。
>
> また、途中で沼に差し掛かったときに
> 多分人のようなものに襲われるのですが、
> 「イカの塩辛」を与えて難を逃れたりします。
>
> そしてドラゴンの巣に辿り着くのですが、
> 記憶違いでなければ、巣のなかに「ハナクソ」を放り込んで一件落着という話でした。
>
> また、この本は挿絵も印象的で、今でも覚えているのは、
> 暗い闇のなかを進むトロッコの絵であるとか、
> 先述の沼で襲ってくる人が、顔の上半分だけ水面から覗かせている絵です。
細かいところは違いますが別役実の『コン・セブリ島の魔法使い』かもしれません。
星が見える穴が実は大きく曲がっている話とウスラシロの穴にハナクソを落とす話が出てきます。
この本でなかったとしても別役実の童話をあたってみるといいと思います。
2001/06/20
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回答
No.2RE:RE:ドラゴンをなだめに行く話 「イカの塩辛」が役に立つ
> 細かいところは違いますが別役実の『コン・セブリ島の魔法使い』かもしれません。
> 星が見える穴が実は大きく曲がっている話とウスラシロの穴にハナクソを落とす話が出てきます。
> この本でなかったとしても別役実の童話をあたってみるといいと思います。
お返事ありがとうございます。
該当の本を検索してみましたが、
案の定絶版の上に表紙の画像もレビューも見つけられませんでしたので確信は持てませんが、
おそらくこの本だと思います。
誰も知らないだろうと思っていたので、
本当に助かりました。
また、作者の方がいろんな方面で活躍されていることも新たな驚きでした。
ありがとうございました。
2001/06/20
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